2009年02月10日
063 とらや工房 [御殿場]
御殿場プレミアムアウトレットの帰りに、とらや♪
といっても御殿場ICすぐの「虎屋菓寮」じゃなくて、アウトレットに向かう脇道をふっと
曲がった先の、竹林に囲まれた別荘地の一角にある「とらや工房」へ。
■とらや工房 [和菓子・喫茶]
御殿場市東山1022-1
0550-81-2233
「とらや」の創業はナント室町時代(約480年前!)、日本でも指折りの和菓子の老舗。
と思えばヒルズやミッドタウンに出店したり、2009年日本パッケージデザイン大賞を受賞
したりと、何かと伝統&和モダン、デザイン&コンセプトにも力を入れているらしい。
萱葺の山門をくぐり、竹林の散策路をゆっくりと進んでいくと東屋が。
その先にゆったりとカーブした切妻屋根の平屋が見えてくる。
池を中心に配した丸い庭を囲むように弧を描く、和のモダニズムな建物。
回廊の天井の白木の梁は等間隔に美しく並び、透明なアクリルの屋根からは
さんさんと午後の日差しが降ってくる。
ガラス張りの製造工房を横目に見ながら進んだ先が販売所。
とにかく店内はどこを見回しても凛とした木の空間。
カウンターの上には白い木枠とガラスでできたケースが幾つか。
どら焼き、きんつば、大福、ねりきり…身近なおやつ的和菓子が数種類。
月替りの生菓子はすでに売り切れ。
他にも空になってるケースがちらほら。
テイクアウトの和菓子はどれも250円、お茶付きのイートインなら500円になるという。
接客してくれる女性たちは皆テキパキと笑顔。要領を得た答え方。
小豆好きなネルは「赤飯大福」と「きんつば」。
A氏はとろろ麦めしの軽食で。
注文を終えたらガラスのドアから隣の喫茶スペースに移動。
前後が開放された吹き抜けスペースと、
本物の薪ストーブが置かれた室内との2フロアに区分されていて
置いてある椅子やテーブルも微妙に違う。
天気もいいし、ネルたちは庭全体が見渡せる吹き抜けの席へ。
喫茶スペースもこれまた床から壁、天井まで端正で美しい木目の木が存分に使われ、
思わず深呼吸したくなるような清浄な空間。
曲げわっぱのような品のいい小判形の盆に載せられて
お菓子とお茶がやってくる。
「お茶のおかわりお申し付けくださいね」とスタッフさんがにっこり。
小ぶりな「赤飯大福」。
土日祝限定のお菓子だそう。
ごく薄くてよく伸びる皮は小豆の渋でモチ米を染めて作ったそう。
保存料など不使用のせいか、すでに上部の皮は乾いて固くなりはじめている。
中の小倉餡は案外あっさり。
お腹すいてるから味覚は敏感になってるはずなんだけど…。
続いて「きんつば」。
あらっ、こっちも…普通だなぁ。
こういう味にしたかったって方向性がどうも伝わってこないというか。
この薄さ加減がとらやの持ち味なんだろうか。
うーん、上品といえば上品…。
A氏の軽食をちょっといただくと、けんちん汁がうーん、おいしい!
丁寧にとられたダシがすごくまろやか。
塗りの器もステキだし。
同じくお腹がすいてたA氏、どうにも物足りなくて「どら焼き」追加(笑)。
富士山をかぶった“と”の焼印がとってもキュート♪
皮はしっとりよりはさっくりして、端に溜まった蜜が濃くっておいしい。
お茶のお替りをいただいた後は、敷地内をふらっと散歩。
工房の前の椅子で籠に入ったシイタケが干されてた。
あー、あのけんちん汁とか、こういう素材を使ってるのかなぁ。
通りかかるスタッフさんは何度も「お茶のおかわりいかがですか」と声をかけてくれる。
その自然な感じについ「あっ、じゃあもう一杯…」なんてまた腰を落ち着けてしまって。
冬枯れの庭を眺めながら、静謐な空間でゆったりと。
庭の梅がもうすぐ咲きそう。
その頃また来ようかな。。
<今日のお会計>
1850円・2名・イートイン/お茶付き和菓子500円+菓子1個追加250円
軽食850円+どらやき1個追加250円
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/静寂の中でいただく伝統の和菓子
美術館のような空間構成とその居心地を味わう場所。菓子がやや力不足で主役に
なりきれてないのが残念だけど、アウトレットの喧騒から離れてほっとするには最適。
色んな意味で東京的で、建築好き・和モダン好きの人ならもっと楽しめそう。
A氏:★★★☆☆/こっちのとらや、知らなかったー
なんか小さいのに高いな。でもこの雰囲気なら場所代だよね。手頃な価格帯にして
人が集まっちゃうのも困るんだろうし。とろろ麦めしもけんちん汁もおいしかったよ。
どら焼き小さかったけどおいしい。
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といっても御殿場ICすぐの「虎屋菓寮」じゃなくて、アウトレットに向かう脇道をふっと
曲がった先の、竹林に囲まれた別荘地の一角にある「とらや工房」へ。
■とらや工房 [和菓子・喫茶]
御殿場市東山1022-1
0550-81-2233
「とらや」の創業はナント室町時代(約480年前!)、日本でも指折りの和菓子の老舗。
と思えばヒルズやミッドタウンに出店したり、2009年日本パッケージデザイン大賞を受賞
したりと、何かと伝統&和モダン、デザイン&コンセプトにも力を入れているらしい。
萱葺の山門をくぐり、竹林の散策路をゆっくりと進んでいくと東屋が。
その先にゆったりとカーブした切妻屋根の平屋が見えてくる。
池を中心に配した丸い庭を囲むように弧を描く、和のモダニズムな建物。
回廊の天井の白木の梁は等間隔に美しく並び、透明なアクリルの屋根からは
さんさんと午後の日差しが降ってくる。
ガラス張りの製造工房を横目に見ながら進んだ先が販売所。
とにかく店内はどこを見回しても凛とした木の空間。
カウンターの上には白い木枠とガラスでできたケースが幾つか。
どら焼き、きんつば、大福、ねりきり…身近なおやつ的和菓子が数種類。
月替りの生菓子はすでに売り切れ。
他にも空になってるケースがちらほら。
テイクアウトの和菓子はどれも250円、お茶付きのイートインなら500円になるという。
接客してくれる女性たちは皆テキパキと笑顔。要領を得た答え方。
小豆好きなネルは「赤飯大福」と「きんつば」。
A氏はとろろ麦めしの軽食で。
注文を終えたらガラスのドアから隣の喫茶スペースに移動。
前後が開放された吹き抜けスペースと、
本物の薪ストーブが置かれた室内との2フロアに区分されていて
置いてある椅子やテーブルも微妙に違う。
天気もいいし、ネルたちは庭全体が見渡せる吹き抜けの席へ。
喫茶スペースもこれまた床から壁、天井まで端正で美しい木目の木が存分に使われ、
思わず深呼吸したくなるような清浄な空間。
曲げわっぱのような品のいい小判形の盆に載せられて
お菓子とお茶がやってくる。
「お茶のおかわりお申し付けくださいね」とスタッフさんがにっこり。
小ぶりな「赤飯大福」。
土日祝限定のお菓子だそう。
ごく薄くてよく伸びる皮は小豆の渋でモチ米を染めて作ったそう。
保存料など不使用のせいか、すでに上部の皮は乾いて固くなりはじめている。
中の小倉餡は案外あっさり。
お腹すいてるから味覚は敏感になってるはずなんだけど…。
続いて「きんつば」。
あらっ、こっちも…普通だなぁ。
こういう味にしたかったって方向性がどうも伝わってこないというか。
この薄さ加減がとらやの持ち味なんだろうか。
うーん、上品といえば上品…。
A氏の軽食をちょっといただくと、けんちん汁がうーん、おいしい!
丁寧にとられたダシがすごくまろやか。
塗りの器もステキだし。
同じくお腹がすいてたA氏、どうにも物足りなくて「どら焼き」追加(笑)。
富士山をかぶった“と”の焼印がとってもキュート♪
皮はしっとりよりはさっくりして、端に溜まった蜜が濃くっておいしい。
お茶のお替りをいただいた後は、敷地内をふらっと散歩。
工房の前の椅子で籠に入ったシイタケが干されてた。
あー、あのけんちん汁とか、こういう素材を使ってるのかなぁ。
通りかかるスタッフさんは何度も「お茶のおかわりいかがですか」と声をかけてくれる。
その自然な感じについ「あっ、じゃあもう一杯…」なんてまた腰を落ち着けてしまって。
冬枯れの庭を眺めながら、静謐な空間でゆったりと。
庭の梅がもうすぐ咲きそう。
その頃また来ようかな。。
<今日のお会計>
1850円・2名・イートイン/お茶付き和菓子500円+菓子1個追加250円
軽食850円+どらやき1個追加250円
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/静寂の中でいただく伝統の和菓子
美術館のような空間構成とその居心地を味わう場所。菓子がやや力不足で主役に
なりきれてないのが残念だけど、アウトレットの喧騒から離れてほっとするには最適。
色んな意味で東京的で、建築好き・和モダン好きの人ならもっと楽しめそう。
A氏:★★★☆☆/こっちのとらや、知らなかったー
なんか小さいのに高いな。でもこの雰囲気なら場所代だよね。手頃な価格帯にして
人が集まっちゃうのも困るんだろうし。とろろ麦めしもけんちん汁もおいしかったよ。
どら焼き小さかったけどおいしい。
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077 手打ちそば 杉本 [沼津・駅北]
074 野風増 [中伊豆・修善寺]
071 レストラン ビオス [旧・富士郡芝川町]
068 三つ割り菊 [伊豆・韮山]
062 草季庵 [御殿場]
061 開 [伊豆・下田]
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Posted by ネル at 12:57│Comments(0)
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