2010年03月24日

宿08-1 アルカナ イズ_客室 [伊豆・天城湯ヶ島]

久しぶりの更新です♪


お祝い事があったので、大好きな中伊豆・天城湯ヶ島温泉へ
のんびり1泊2日のリゾートステイに行ってきました~


今回の旅のメインは 温泉と部屋でゆっくり すること。

そこで選んだのは
オーガニックフレンチの美食オーベルジュと評判の 「 arcana izu 」 。

全16室はすべて渓谷を望むリバービューのスイート仕様。
付属のテラスには24時間源泉かけ流しの露天風呂。

フロントや大浴場等のパブリックスペースはなく、他のゲストと顔を合わせるのは
ミシュラン星付店のシェフが監修するレストランでの食事時のみ。

チェックインやアウトは担当バトラーさんが客室で。
何かあれば24時間バトラーサービスが応えてくれるそう。

もちろんお値段はそれなりですが…
いいのです、たまにだからこんな散財も(笑)。


■arcana izu アルカナ イズ [オーベルジュ・リゾート]
伊豆市湯ヶ島1662
0558-85-2700


場所は修善寺からクルマで15分ぐらい。
落合楼や白壁荘のある、昔ながらの湯ヶ島温泉郷の集落に。

宿08-1 アルカナ イズ_客室 [伊豆・天城湯ヶ島]

バス通り沿いあった石造りのサインを目印にクルマが敷地に入った途端、
ものの3秒で若いスタッフばかり3~4人が駆け寄ってくる!

ウワ~~いくらなんでも来てくれるの、早すぎマス(笑)

こんなに俊足で出迎えられたの初めて。
アプローチの入り口にセンサーか何かついてるのかも?

宿08-1 アルカナ イズ_客室 [伊豆・天城湯ヶ島]

バレーサービスがあるからと用心して??クルマの中を整理しておいたからよかった
ものの、いつも通りスキだらけの格好&散らかった車内のままだったら…
あ~アブナイ、アブナイ(笑)

チェックイン時刻より30分ほど早く着いてしまったのを心配していたけど、
スタッフみなさん余裕の笑顔。
クルマを降りてキーを預けたらそのまま直行で客室に案内してもらえる。

部屋の用意がまだならその辺を散歩しようと思ってたから、
こういうちょっとしたこともウレシイ♪


アプローチから本格的な暖炉と薪のあるエントランスを抜けると、
庭園の向こうに独立したモダンな客室棟が3つ。

予約した「リバービュースイート」は中央の客室棟の2階。
客室は4カテゴリーあって、リバービュースイートは一番スタンダードなクラス。


それでも客室の扉を開けた途端、
目の前は窓いっぱいに広がる柔らかな伊豆の緑…

宿08-1 アルカナ イズ_客室 [伊豆・天城湯ヶ島]

床から垂れ壁まであるピクチャーウインドウはフルハイト並みの開放感があって、
木と煉瓦を基調にした北欧スタイルの部屋構成にぴったり。


 BGMは間近に迫る川音


 時おり聞こえる小鳥のさえずり


あ~~~~寛ぎオーラ満載♪


部屋の広さはゆったり51平米。
家具類は少なめに、真っ白なリネンが気持ちいいハリウッドツインのシモンズ製ベッドに
キャビネット、ソファ&テーブルにランプとかなり厳選。

宿08-1 アルカナ イズ_客室 [伊豆・天城湯ヶ島]

不必要なモノや色味、装飾を極力排した温もりのあるシンプルさが
居心地よくて自然とリラックスできる。

リビング横には専用露天風呂が眺められる大きな窓。

宿08-1 アルカナ イズ_客室 [伊豆・天城湯ヶ島]

もちろんカーテンを閉めることもできるから入浴中に部屋から丸見え、なんて心配はなさそう(笑)


テーブルには記念日お祝いのメッセージといっしょにバラの花が。
このバラがホント素敵!

宿08-1 アルカナ イズ_客室 [伊豆・天城湯ヶ島]

ごく薄く何重にも巻いた花弁がぽってり重くて、
ほんのり透き通る柔らかなピンクがとってもキレイ。
ローズパウダーみたいにやさしく立ち昇る芳香にウットリさせられる。

あーー宿の皆様、アリガトウゴザイマス!
それにしても色といい形といい、どうしてこんなに私の趣味にあってるんだろ(笑)???

こういう記念日サービスってお約束的にハイハイって感じで終わっちゃうことが多いけど
私のツボを確かについてくれるこのバラのチョイス。

限りなく偶然の一致だとは分かっていても…
この宿が評判になるの、何となくわかる気がする。。。


担当バトラーさんから部屋や露天風呂の説明を受けている間、
レストランのソムリエさんがウェルカムドリンクの
フレッシュ柚子ジュースを運んできてくれる。

これがまたオイシ~♪
繊細ないいグラスで出してくれるのも、気分がアガリマス。

ソムリエさんから名刺をいただき、ディナーの食前酒について簡単に打ち合わせ。
私はお任せで柑橘系のノンアルコールカクテルにすることに。

事前に今日のディナーコース説明のプリントアウトもいただけて、
チョイスできる皿がいくつかあることも判明。
肉好きA氏、メインは間違いなくプラス料金になる伊豆牛だろうな(笑)


冷蔵庫の中は気前よくすべてフリーサービス♪
瓶ビール・お茶缶・ミネラルウォーター・ニューサマーオレンジのジュースが各2人分。
コーヒーや紅茶はバトラーさんに頼めば用意して持ってきてくれるそう。

そっか、徹底してるナ…

加湿器をセットしてもらってバトラーさんが去った後、またびっくり。
散らかしてたロングブーツにはいつのまにか丁寧にシューキーパーが入れられて、
きちんと整頓されてる。

うわっ、細かいとこまで気遣いしてくれてるんだナ。。。


荷物を整理してひと段落したら持参のスニーカーに履き替えて、
もらった周辺マップを頼りに近所へおでかけ。

川端康成の小説にも登場した歴史の小道 「湯道」 を目指して。

急勾配の曲がりくねった細い山道に、知らずに息が上がる。
とはいえ小川と苔の山道は空気がとてつもなく清々しい。


30分の散策でほどよく身体もほぐれて、伊豆リゾートモードに完全スイッチ☆
部屋に戻って、いよいよ露天温泉~♪

宿08-1 アルカナ イズ_客室 [伊豆・天城湯ヶ島]

川面に接したデッキテラスに作られた石造りの露天風呂。

大人2人でもゆったりのびのびできる広さ。
かなり深くて首まですっぽり、100%源泉の湯に贅沢につかれる。

湯口からは24時間源泉があふれて湯船を満たしてくれている。
温度調節用に、源泉と水の蛇口がそれぞれあるのがぬる湯好きにはとっても快適。

泉質は カルシウム・ナトリウム・硫酸塩温泉
泉温46℃、低張性・弱アルカリ性・高温泉

聞くのを忘れてしまったけど、部屋に備え付けの温泉分析票を見ると
はっきりはしないけど自家源泉ではなく引湯しているような雰囲気。

湯はさらっとしていて無色、無味無臭。
わかりやすい特徴のある泉質ではないけれど、中伊豆らしく長湯してもつかれない、
身体のコリが自然にほどけていくような肌なじみのいいお湯。

顔を洗っても刺激が少なくて、肌への浸透がいい気がする?
肌の水分が抜けて乾燥することがなくて、逆にふんわり柔らかくなるような。。


 すぐそばに狩野川のせせらぎと森の緑

 午後の日差しと吹き抜ける風…

宿08-1 アルカナ イズ_客室 [伊豆・天城湯ヶ島]


 滔々と溢れる大地の湯


 白い湯けむり、ふわ~


湯船に沈められた腰掛け椅子で半身浴。
3月のまだ冷たい風も火照った身体にはちょうどいいくらい。


はぁ、来てヨカッタな…。。。



湯上りは冷蔵庫のビールをシュポッ。

宿のコンセプトで部屋にテレビはないので
BOSEのスピーカーシステムでA氏持参のCDをかける。


ふ~、快適快適。。


A氏は広々ソファにどかっと身体を投げ出してDS(笑)、
私は広々ベッドで読書。

視界に入るのは外界の緑とシンプルなインテリアだけ。


はぁ~、リラックス。。。


こんな温もりと清潔感のある、必要十分に引き算された空間って
実はものスゴク贅沢だったんだなぁ。。。

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