2007年06月26日
東06 ユニオン・スクエア・トウキョウ [東京ミッドタウン]
行ってきました、ウワサの東京ミッドタウン!

「東京ミッドタウン」は六本木ヒルズと同じ
六本木駅界隈に今年できた
「デザイン」がキーワードの複合再開発施設
60を超えるレストラン、カフェ、フードが出店し
なかでもレストランは世界中から
「日本初進出」を集めて注目されている
ユニオン・スクエア・カフェはイタリアンを融合したアメリカ料理で
「NYで最も予約が取れないレストラン」
「NYザガットランキング、第1位を7回獲得」
と今でも評判のNYレストラン
今回の「ユニオン・スクエア・トウキョウ」は
「日本初上陸、世界初の姉妹店」だそう


■Union Square Tokyo(ユニオン・スクエア・トウキョウ) [ニューアメリカン料理]
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラスB1F
03-5413-7780
館内パンフに日曜は通し営業とあったので14時過ぎに行って見ると
「すみません、ランチ営業は終わりまして・・・」
「??・・・」
それでも
NYに勉強しに行ってたことのある姉が
「いっつも込んでて入れなかった」
「一度行ってみたかったぁ」
というので、無理やりディナーをブッキング
これで一人一万円は確実、自分史上初の大台ジバラ3万円~!!!
今日は姉のための食事なのだから、これぐらいガンバらないと!
あぁ~でもこの予算オーバー、けっこうショック・・・
予約した17時に再訪。
時間を過ぎても、入り口にスタッフがいない
店の中に入って「すみませーーん」と
スタッフを呼んで案内してもらう

まずはバーカウンターに通され、姉とA氏は一服
NYっぽいポストカードがビス付けされた、モダンなシャンデリアが目を引く
荷物を預けると、スタッフは姉を代表者と思って3人分の荷物札、
よく見るプラスチックの丸い番号札を渡してしまう
ええっ、店側で管理しないの?
てか、ネルに渡してくれよ(察してくれ)!!
たしかに席数100を超えてるけど
接待のときでも接待される人に番号札渡すのだろうか・・・
アメリカはこんなもんだよ、という身内のフォローを聞きつつ
いや、ここは日本ですけど・・・とかなりテンション下がる
「おタバコ終わりましたら席へご案内します」
の言葉に先導され、ボックスシートへ

意外に見通しのいい席
一面ガラス張りの壁奥にある、庭の緑がうっすら見える
メインダイニング全体が一望、安心して食事ができる
これでちょっとご機嫌になるネル♪
でもクロスのあまりにもくっきりしたタタミじわに
う~ん・・・
メニューは
コースが8000円・1万2000円の2つ
アラカルトはアペタイザー、リゾット&パスタ、メインとも4~5種類
う~ん、食べたいのがナイぞ・・・
旬も地モノも全く関係なく、ただ数少ないメニュー構成、悲しいなあ
3名とも8000円のコースに落ち着く
アペタイザー:シーザーサラダ タラバガニのフライとクルトン添え
パ ス タ: 手長海老とバジルのトマトソース スパゲッティーニ
メ イ ン: 米国産牛ロースのスモークステーキ
デザート:4種盛り合わせ
パン3種:ライ麦パン、 練乳入りミルクパン、 オリーブのフォカッチャ
コーヒーorティー
スタッフは20~30代がメイン。笑顔はかなりあり
パンのおかわりや水のサービスもよく気がついてくれる
オーダー時肉の焼き加減を聞かれなかったので
「ここはお任せなのか??」と思ってたら
後でふつーなカンジで聞きにきて、ああやっぱり忘れてたんだ、
と思ったら微笑ましくなっちゃったけど
スタッフの白×青の縦縞シャツ
パジャマのように見えなくもないけど、気取らず食事を楽しむ
狙いにはあってそう
シーザーサラダ、タラバガニのキューブフライが揚げたて
姉とA氏は白身魚だ、と言い張るが
フライを割ってみて、カニの赤い身を見つけると互いに納得
いつもの通り食べるスピードが速いネルチーム
サーブの合間がかなり空く
食べるところがないのに乗った手長海老とバジルの葉が
一枚だけ乗っているパスタ
おいしいけど、わざわざレストランのコースで食べる味かは
わからない
この2皿もパンも、ネルが頼んだ1200円の白のグラスワインも
とにかくどれも
「クセがなく」
「食べやすく」
「分かりやすく」
たぶんお年寄りや子供が食べてもOKな
甘め濃い目でしっかりした味
どれも料理人の技術とか、素材の吟味とか方向性とか
盛り付けおよびテーブルウェアや内装との調和とか、
いわゆる個性は伝わってこない
メインのステーキは、さすがにおいしい

米国産のロース肉240gを一度スモークしてから専用のグリルで
焼き上げてるそう
ボリュームはもちろん満足
これぞスモーク!というシッカリ燻した香りが
アメリカらしい味付き塩・コショウとベストマッチ

厚さのバランスも、水っぽくないふわりとした柔らかさも
均一な火の通り具合もさすが
やっと三人の口から「おいしい」の言葉が漏れる
デザートの盛り合わせはコースの締めとしての役割を
果たしているのか?な、退屈なものばかり
レモンのシャーベットは果実味の生きたソースがおいしい
月餅風のジンジャータルトは3人ともギブアップ
この後控えで入れておいた「トシ・ヨロイヅカ」のデザートカウンター
楽しみだったのに、お腹いっぱいの姉とA氏は明らかに興味ナシ
お腹いっぱいなのは、ネルもいっしょ
トシ・ヨロイヅカは泣く泣く見送り
帰り際も案の上、荷物は用意されていない
見送りのスタッフもいないので、その辺のスタッフを捕まえ荷物をゲット
笑顔とホスピタリティはあるものの
技術はアマチュア、なスタッフが多いよう
というか、これがアメリカ的サービススタイルなんだろう
この辺のアンマッチはネルの期待しすぎが原因かも
今回はよい勉強になりました
姉はNYってこんなカンジだよ!って喜んでくれたし。
ただこれでジバラ3万円は、痛かったかナ・・・
<今日のお会計>
2万9920円 3名・サ税込/コース8000円×3
ヴーヴクリコ・オレンジ(シャンパン・G)1400円
Masi Soave(白ワイン・G)1200円、ジンジャーエール600円
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/笑顔のサービスがある、超高級ファミレス
ネルにとって平凡な味、というのはこういうものかぁと初認識。
アメリカ好きでない人間には、もともと無理があったのかも。
ただこの味・空間が苦手、嫌いという人は少ないと思う。
A 氏:★★★☆☆/ボリュームあり、ステーキはおいしい
場所柄からすれば無難な値段なのかも知れないが、サービス
面はイマイチ。1度は食べたかったので、まあ良しとしようかな。

「東京ミッドタウン」は六本木ヒルズと同じ
六本木駅界隈に今年できた
「デザイン」がキーワードの複合再開発施設
60を超えるレストラン、カフェ、フードが出店し
なかでもレストランは世界中から
「日本初進出」を集めて注目されている
ユニオン・スクエア・カフェはイタリアンを融合したアメリカ料理で
「NYで最も予約が取れないレストラン」
「NYザガットランキング、第1位を7回獲得」
と今でも評判のNYレストラン
今回の「ユニオン・スクエア・トウキョウ」は
「日本初上陸、世界初の姉妹店」だそう


■Union Square Tokyo(ユニオン・スクエア・トウキョウ) [ニューアメリカン料理]
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラスB1F
03-5413-7780
館内パンフに日曜は通し営業とあったので14時過ぎに行って見ると
「すみません、ランチ営業は終わりまして・・・」
「??・・・」
それでも
NYに勉強しに行ってたことのある姉が
「いっつも込んでて入れなかった」
「一度行ってみたかったぁ」
というので、無理やりディナーをブッキング
これで一人一万円は確実、自分史上初の大台ジバラ3万円~!!!
今日は姉のための食事なのだから、これぐらいガンバらないと!
あぁ~でもこの予算オーバー、けっこうショック・・・
予約した17時に再訪。
時間を過ぎても、入り口にスタッフがいない
店の中に入って「すみませーーん」と
スタッフを呼んで案内してもらう

まずはバーカウンターに通され、姉とA氏は一服
NYっぽいポストカードがビス付けされた、モダンなシャンデリアが目を引く
荷物を預けると、スタッフは姉を代表者と思って3人分の荷物札、
よく見るプラスチックの丸い番号札を渡してしまう
ええっ、店側で管理しないの?
てか、ネルに渡してくれよ(察してくれ)!!
たしかに席数100を超えてるけど
接待のときでも接待される人に番号札渡すのだろうか・・・
アメリカはこんなもんだよ、という身内のフォローを聞きつつ
いや、ここは日本ですけど・・・とかなりテンション下がる
「おタバコ終わりましたら席へご案内します」
の言葉に先導され、ボックスシートへ
意外に見通しのいい席
一面ガラス張りの壁奥にある、庭の緑がうっすら見える
メインダイニング全体が一望、安心して食事ができる
これでちょっとご機嫌になるネル♪
でもクロスのあまりにもくっきりしたタタミじわに
う~ん・・・
メニューは
コースが8000円・1万2000円の2つ
アラカルトはアペタイザー、リゾット&パスタ、メインとも4~5種類
う~ん、食べたいのがナイぞ・・・
旬も地モノも全く関係なく、ただ数少ないメニュー構成、悲しいなあ
3名とも8000円のコースに落ち着く
アペタイザー:シーザーサラダ タラバガニのフライとクルトン添え
パ ス タ: 手長海老とバジルのトマトソース スパゲッティーニ
メ イ ン: 米国産牛ロースのスモークステーキ
デザート:4種盛り合わせ
パン3種:ライ麦パン、 練乳入りミルクパン、 オリーブのフォカッチャ
コーヒーorティー
スタッフは20~30代がメイン。笑顔はかなりあり
パンのおかわりや水のサービスもよく気がついてくれる
オーダー時肉の焼き加減を聞かれなかったので
「ここはお任せなのか??」と思ってたら
後でふつーなカンジで聞きにきて、ああやっぱり忘れてたんだ、
と思ったら微笑ましくなっちゃったけど
スタッフの白×青の縦縞シャツ
パジャマのように見えなくもないけど、気取らず食事を楽しむ
狙いにはあってそう
シーザーサラダ、タラバガニのキューブフライが揚げたて
姉とA氏は白身魚だ、と言い張るが
フライを割ってみて、カニの赤い身を見つけると互いに納得
いつもの通り食べるスピードが速いネルチーム
サーブの合間がかなり空く
食べるところがないのに乗った手長海老とバジルの葉が
一枚だけ乗っているパスタ
おいしいけど、わざわざレストランのコースで食べる味かは
わからない
この2皿もパンも、ネルが頼んだ1200円の白のグラスワインも
とにかくどれも
「クセがなく」
「食べやすく」
「分かりやすく」
たぶんお年寄りや子供が食べてもOKな
甘め濃い目でしっかりした味
どれも料理人の技術とか、素材の吟味とか方向性とか
盛り付けおよびテーブルウェアや内装との調和とか、
いわゆる個性は伝わってこない
メインのステーキは、さすがにおいしい

米国産のロース肉240gを一度スモークしてから専用のグリルで
焼き上げてるそう
ボリュームはもちろん満足
これぞスモーク!というシッカリ燻した香りが
アメリカらしい味付き塩・コショウとベストマッチ

厚さのバランスも、水っぽくないふわりとした柔らかさも
均一な火の通り具合もさすが
やっと三人の口から「おいしい」の言葉が漏れる
デザートの盛り合わせはコースの締めとしての役割を
果たしているのか?な、退屈なものばかり
レモンのシャーベットは果実味の生きたソースがおいしい
月餅風のジンジャータルトは3人ともギブアップ
この後控えで入れておいた「トシ・ヨロイヅカ」のデザートカウンター
楽しみだったのに、お腹いっぱいの姉とA氏は明らかに興味ナシ
お腹いっぱいなのは、ネルもいっしょ
トシ・ヨロイヅカは泣く泣く見送り
帰り際も案の上、荷物は用意されていない
見送りのスタッフもいないので、その辺のスタッフを捕まえ荷物をゲット
笑顔とホスピタリティはあるものの
技術はアマチュア、なスタッフが多いよう
というか、これがアメリカ的サービススタイルなんだろう
この辺のアンマッチはネルの期待しすぎが原因かも
今回はよい勉強になりました
姉はNYってこんなカンジだよ!って喜んでくれたし。
ただこれでジバラ3万円は、痛かったかナ・・・
<今日のお会計>
2万9920円 3名・サ税込/コース8000円×3
ヴーヴクリコ・オレンジ(シャンパン・G)1400円
Masi Soave(白ワイン・G)1200円、ジンジャーエール600円
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/笑顔のサービスがある、超高級ファミレス
ネルにとって平凡な味、というのはこういうものかぁと初認識。
アメリカ好きでない人間には、もともと無理があったのかも。
ただこの味・空間が苦手、嫌いという人は少ないと思う。
A 氏:★★★☆☆/ボリュームあり、ステーキはおいしい
場所柄からすれば無難な値段なのかも知れないが、サービス
面はイマイチ。1度は食べたかったので、まあ良しとしようかな。
2007年06月25日
東05 THE GLOBE [東京・三宿]
またもや長くお休みしていました、このブログ
約4ヶ月ぶりの更新です
一度休んでしまうと再開のきっかけがつかめず、どうしようかなぁ・・・
と考えていたネルが決めたのは
「フードアナリスト」資格の受験 です
名前からお察しの通り、一企業が主催している民間資格。
で、この資格取るとなんなの?と聞かれてしまうと
ショボボ~ンっとなってしまうような資格ですが(笑)
ひとまず今日は東京・池尻大橋まで
試験を受けに行ってきました
その前に
三宿の大型英国アンティークショップ
■THE GLOBE [インショップカフェ]

東京都世田谷区池尻2-7-8
03-5430-3550
内のカフェで ランチ

店内にはロンドンの本物のショップのような歴史を刻んだ家具や雑貨
額縁を持った大型の鏡やアンティークガラスのシャンデリアが悠々と並んでいる
その脇の薄明かりのカフェで、アンティークを眺めながら
のランチ、1100円

頼んだ「チキンのゴルゴンゾーラソース煮込」が
すごくおいしい
濃いチーズソースも、身が締まって旨みの濃い鶏肉も
温泉玉子をからめる手作りっぽいガーリックトースト、
食事として成立している大振りのほくほくしたキッシュ、
ポットの水にはカットオレンジ、

取り立てて騒ぐほどではないけれど
そんなのがしっかり印象に残るほどの丁寧な味
本業はアンティークショップ、
併設された、いわばオマケのカフェなのに
これぐらいきちんとしたもの出すのかあ
東京ってすごいなぁ・・・
これがこの地域の標準ライン?
競争があるから?
本物が身近に溢れてるから?
ふ~む、、とまれ改めて感心。。
ネル:「問題!牛の腎臓は、何て言うでしょう?」
A氏:「そんなの気にしてないから、知らない」
え~、焼肉でいっつもホルモン系好きって言ってる
のにさぁ・・・・
ここは試験に出たので、A氏はイジメられた甲斐があったけど(笑)
<今日のお会計>
2100円・2名/ランチ:グリルチキンのゴルゴンゾーラソース1100円
キッシュプレート1000円
<店を出て>
ネル:★★★★☆/薄暗さがちょうどいいカフェ
おいしいし、倉庫のような店内にあるアンティークのリアルさがいい
一部喫煙可、満席なの時は名前を書いて店内を見ていれば
呼び出してくれるなどの気遣いも細やか
そんなこんな?で
また 外食カレンダー を書く気持ちが戻ってきました
静岡で4ヶ月間溜め込んだネタも、徐々に書いていけたら
と思ってます
_
約4ヶ月ぶりの更新です
一度休んでしまうと再開のきっかけがつかめず、どうしようかなぁ・・・
と考えていたネルが決めたのは
「フードアナリスト」資格の受験 です
名前からお察しの通り、一企業が主催している民間資格。
で、この資格取るとなんなの?と聞かれてしまうと
ショボボ~ンっとなってしまうような資格ですが(笑)
ひとまず今日は東京・池尻大橋まで
試験を受けに行ってきました
その前に
三宿の大型英国アンティークショップ
■THE GLOBE [インショップカフェ]

東京都世田谷区池尻2-7-8
03-5430-3550
内のカフェで ランチ
店内にはロンドンの本物のショップのような歴史を刻んだ家具や雑貨
額縁を持った大型の鏡やアンティークガラスのシャンデリアが悠々と並んでいる
その脇の薄明かりのカフェで、アンティークを眺めながら
のランチ、1100円
頼んだ「チキンのゴルゴンゾーラソース煮込」が
すごくおいしい
濃いチーズソースも、身が締まって旨みの濃い鶏肉も
温泉玉子をからめる手作りっぽいガーリックトースト、
食事として成立している大振りのほくほくしたキッシュ、
ポットの水にはカットオレンジ、

取り立てて騒ぐほどではないけれど
そんなのがしっかり印象に残るほどの丁寧な味
本業はアンティークショップ、
併設された、いわばオマケのカフェなのに
これぐらいきちんとしたもの出すのかあ
東京ってすごいなぁ・・・
これがこの地域の標準ライン?
競争があるから?
本物が身近に溢れてるから?
ふ~む、、とまれ改めて感心。。
ネル:「問題!牛の腎臓は、何て言うでしょう?」
A氏:「そんなの気にしてないから、知らない」
え~、焼肉でいっつもホルモン系好きって言ってる
のにさぁ・・・・
ここは試験に出たので、A氏はイジメられた甲斐があったけど(笑)
<今日のお会計>
2100円・2名/ランチ:グリルチキンのゴルゴンゾーラソース1100円
キッシュプレート1000円
<店を出て>
ネル:★★★★☆/薄暗さがちょうどいいカフェ
おいしいし、倉庫のような店内にあるアンティークのリアルさがいい
一部喫煙可、満席なの時は名前を書いて店内を見ていれば
呼び出してくれるなどの気遣いも細やか
そんなこんな?で
また 外食カレンダー を書く気持ちが戻ってきました
静岡で4ヶ月間溜め込んだネタも、徐々に書いていけたら
と思ってます
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