2009年08月31日
北7 彩未 [ラーメン 札幌・美園]
ジンギスカンを小一時間ほどで切り上げて、
続いて向かったのは味噌ラ~メ~ン♪
やっぱり北海道に来たからには、ラーメン食べたい(笑)!
今度は地下鉄東豊線に乗り換えて、
最寄りの美園駅から歩いて5分。
全国的に有名な味噌ラーメン『すみれ』の唯一の暖簾分け、
近年札幌一とも評判のラーメン店へ。

■麺屋 彩未 さいみ [ラーメン]
札幌市豊平区美園10条5-3-3
011-820-6511
ジンギスカンからの移動に意外と時間がかかって、
店に着いたのは開店2時間後の7時前。
連日行列がすごいと聞いていたので心配していたけど、店先に人影はナシ。
ホっとしたのもつかの間、入り口に近寄ると

うわっ、平日のこの時間でもう売り切れ。
やっぱり人気なんだ…
店内はL字型のカウンター10席に小さなテーブル席が2つ。
店の中にも待合席がたくさんあって、待っている間にオーダーを取ってくれるシステム。
このとき待合席はいっぱい。
会社帰りのサラリーマンや学生さん、近所のご夫婦みたいな感じの人が多いかな。
20分ほど待って通されたのはテーブル席。
うわ、ラッキー♪ネコ舌だから落ち着いて食べられるのってウレシイ(笑)

メニューは味噌・塩・醤油のラーメン、ライスと飲み物だけ。
サイドメニューや凝ったトッピングは一切ナシ。
こういうシンプルなメニュー構成、期待できるよね~ふふっ♪
コーラ100円とか、お客さんへの気持ちが感じられていいなぁぁ~(喜)
座って5分ほどで出てきた
「味噌ラーメン」。

見た目はシンプル。
トッピングはチャーシュー、メンマ、モヤシ。
薬味にネギとすりおろしたショウガ。
おそるおそる、うっすらラードの浮いたスープをひとくち。
・・・、、、わぁぁ~、おいし~~~~~~~~♪♪
トンコツベースのスープはくどさは全くないのに、まろやかでコクが深い。
当たりが柔らかで、
どんどん飲み干したくなる不思議なおいしさ♪
こういうの、初体験かも。。
麺はツヤツヤ、玉子色の太縮れ麺。

モチモチプリプリ、コシが強くてつるっと喉越しも良い!
麺とスープが絡むって、こういうことかぁぁ~。
はじめて意味がわかった(笑)。
食べ進んでく途中でスープにショウガを溶かすと爽やかさが加わって、
また違うおいしさが現れる。
ふんふん、あ~~~、
いいなぁぁ。。
小ムズカシイ材料をやたらたくさんこねくりまわして配合したんじゃなくて、
正統派の食材を、黄金比率で、丁寧にきちんと作った気配が伝わってくる。
チャーシューは甘くて柔らかいし、モヤシはシャッキリちょうどいい。
身体がぽかぽか暖まる、素直な食後感。
厳寒の土地柄でもおいしいけど、
これなら温暖な静岡に来ても絶対ウケる気がするなぁ。。
あ~~来て良かった。。。
シアワセな時間はあっという間に過ぎてお会計。
ごちそうさまでした~
店を出たら、うわっもう全部売り切れ?

うんうん、分かる気がするな~
いいラーメンだった♪
<今日のお会計>
1400円・2名/味噌らーめん 700円×2
<店を出て>
ネル:★★★★☆/麺とスープだけでもいけそう♪
ありそうでなかなかない、ド直球&正統派でしっかりおいしいラーメンだと思う。
スープをたっぷり飲んでも身体に悪い気がしない?くらい自然なコクだった
のがびっくり。お客さんが色んな層がいてマニアック過ぎないのもいい♪
A氏:★★★☆☆/あっさりだけどコクもある
並ぶのも覚悟してたけど、店内で座りながら待てたのは良かった。
誰にでも好かれそうな味噌スープと太めの縮れ麺が相性バツグン。
味噌ラーメンってそんな好きじゃないはずだけど、ここのは気に入った。
_
続いて向かったのは味噌ラ~メ~ン♪
やっぱり北海道に来たからには、ラーメン食べたい(笑)!
今度は地下鉄東豊線に乗り換えて、
最寄りの美園駅から歩いて5分。
全国的に有名な味噌ラーメン『すみれ』の唯一の暖簾分け、
近年札幌一とも評判のラーメン店へ。

■麺屋 彩未 さいみ [ラーメン]
札幌市豊平区美園10条5-3-3
011-820-6511
ジンギスカンからの移動に意外と時間がかかって、
店に着いたのは開店2時間後の7時前。
連日行列がすごいと聞いていたので心配していたけど、店先に人影はナシ。
ホっとしたのもつかの間、入り口に近寄ると

うわっ、平日のこの時間でもう売り切れ。
やっぱり人気なんだ…
店内はL字型のカウンター10席に小さなテーブル席が2つ。
店の中にも待合席がたくさんあって、待っている間にオーダーを取ってくれるシステム。
このとき待合席はいっぱい。
会社帰りのサラリーマンや学生さん、近所のご夫婦みたいな感じの人が多いかな。
20分ほど待って通されたのはテーブル席。
うわ、ラッキー♪ネコ舌だから落ち着いて食べられるのってウレシイ(笑)

メニューは味噌・塩・醤油のラーメン、ライスと飲み物だけ。
サイドメニューや凝ったトッピングは一切ナシ。
こういうシンプルなメニュー構成、期待できるよね~ふふっ♪
コーラ100円とか、お客さんへの気持ちが感じられていいなぁぁ~(喜)
座って5分ほどで出てきた
「味噌ラーメン」。

見た目はシンプル。
トッピングはチャーシュー、メンマ、モヤシ。
薬味にネギとすりおろしたショウガ。
おそるおそる、うっすらラードの浮いたスープをひとくち。
・・・、、、わぁぁ~、おいし~~~~~~~~♪♪
トンコツベースのスープはくどさは全くないのに、まろやかでコクが深い。
当たりが柔らかで、
どんどん飲み干したくなる不思議なおいしさ♪
こういうの、初体験かも。。
麺はツヤツヤ、玉子色の太縮れ麺。

モチモチプリプリ、コシが強くてつるっと喉越しも良い!
麺とスープが絡むって、こういうことかぁぁ~。
はじめて意味がわかった(笑)。
食べ進んでく途中でスープにショウガを溶かすと爽やかさが加わって、
また違うおいしさが現れる。
ふんふん、あ~~~、
いいなぁぁ。。
小ムズカシイ材料をやたらたくさんこねくりまわして配合したんじゃなくて、
正統派の食材を、黄金比率で、丁寧にきちんと作った気配が伝わってくる。
チャーシューは甘くて柔らかいし、モヤシはシャッキリちょうどいい。
身体がぽかぽか暖まる、素直な食後感。
厳寒の土地柄でもおいしいけど、
これなら温暖な静岡に来ても絶対ウケる気がするなぁ。。
あ~~来て良かった。。。
シアワセな時間はあっという間に過ぎてお会計。
ごちそうさまでした~
店を出たら、うわっもう全部売り切れ?

うんうん、分かる気がするな~
いいラーメンだった♪
<今日のお会計>
1400円・2名/味噌らーめん 700円×2
<店を出て>
ネル:★★★★☆/麺とスープだけでもいけそう♪
ありそうでなかなかない、ド直球&正統派でしっかりおいしいラーメンだと思う。
スープをたっぷり飲んでも身体に悪い気がしない?くらい自然なコクだった
のがびっくり。お客さんが色んな層がいてマニアック過ぎないのもいい♪
A氏:★★★☆☆/あっさりだけどコクもある
並ぶのも覚悟してたけど、店内で座りながら待てたのは良かった。
誰にでも好かれそうな味噌スープと太めの縮れ麺が相性バツグン。
味噌ラーメンってそんな好きじゃないはずだけど、ここのは気に入った。
_
2009年08月29日
北6 ふくろう亭 [ジンギスカン 札幌・中島公園]
北海道に来たからには、ジンギスカ~ン♪
いそいそと路面電車に乗り込んで。

山鼻9条駅で降りて地図を頼りにテクテク歩いていると
いつの間にかあたりは殺風景なホテル街…
一番目立つ店といえばその道のお姉サマ専門衣装店。
ポスターに大きく静岡出身のモモハナさん、衣装プロデュースも手がけてるんだナ(笑)。
その衣装屋サンのすぐ横にあるのが「ふくろう亭」。

■ジンギスカン ふくろう亭
札幌市中央区南八条西5
011-512-6598
店内はテーブル6つくらいとカウンター。
小さいブラウン管テレビは野球中継が流れてる。

北海道のジンギスカンは焼き上がってからタレをつける「後付けタイプ」と
あらかじめタレに漬け込んだ味付肉を焼く「先漬けタイプ」に二分されるそうで
ここは生肉を焼く「後付けタイプ」。
肉はオーストラリア産の生ラム肉。
1頭から1Kgしか取れない貴重な肩ロースだそう。
肉系なんでも大好き♪A氏、昔札幌のビール園で食べたジンギスカンのおいしさ
が忘れられなくて、どうしてももう一度ジンギスカンが食べたかったそう。

メニューはホントにジンギスカン系に絞られていて、肉はジンギスカンとタンのみ。
でてきたジンギスカン、アレ、意外とキレイな赤い色。
ラムってもっと紫っぽい色かと思ってた(笑)。

一人前で6切れ。
厚さはまあまあある方なのかな。
さぁ~、さっそく焼きますか!
丸く盛り上がったジンギスカン鍋。どっしり重たい。
周りにタマネギやモヤシを置いて、脂の塊をきちんと塗って
てっぺんにラム肉をジュー!!

半生でもいけるとのことで、やや赤身の残るままタレへ。
・・・あっ、ぜんぜん苦手じゃない。
柔らかいしクセもないし、ふつうに食べられる(どんな感想…笑)。
アハ、もっとラムって特別な味かと思ってた。
ラムタンも牛タンと同じ感触。
ラムウィンナーも普通にウィンナー。
A氏 「うわーー、これおいしいよぉ~」と大歓声。
早々と平らげて追加注文にかかってる。
・・・でも私、もう飽きてきた?
だって1種類のみのタレはほぼ醤油オンリーで硬くて単調だし、
お肉はラムかタンだけだし。。
でもジンギスカン鍋で肉や野菜を焼く作業は十分楽しい♪
もーもー店中煙だらけなのもそれはそれで、雰囲気満点だし(笑)。
この鍋で牛とか豚とか焼いたら、もっとおいしいかも?
そういうの考えるの、邪道??
<今日のお会計>
4250円・2名/生ラムジンギスカン 840円×3、ラムタン 525円
野菜盛合せ 420円、ラムウィンナー 525円、生ビール・ウーロン茶
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/楽しいけど、どうだろ?
ロコ色満載な雰囲気で初ジンギスカンをゆっくり楽しめた。
意外とおいしかったけど、北海道じゃなかったらわざわざ食べる気には
ならないかも。でも北海道名物食べられたことは満足。
A氏:★★★★☆/最高のジンギスカン♪
今まで食べてきたラム肉とはかなり違って柔らかいし、おいしかった。
1人前840円はちょっと高いけど、やっぱり肉の質の違いかな。タンも
良かったなーー。店の人がテレビ見ててほっといてくれるのも好き(笑)。
_
いそいそと路面電車に乗り込んで。

山鼻9条駅で降りて地図を頼りにテクテク歩いていると
いつの間にかあたりは殺風景なホテル街…
一番目立つ店といえばその道のお姉サマ専門衣装店。
ポスターに大きく静岡出身のモモハナさん、衣装プロデュースも手がけてるんだナ(笑)。
その衣装屋サンのすぐ横にあるのが「ふくろう亭」。

■ジンギスカン ふくろう亭
札幌市中央区南八条西5
011-512-6598
店内はテーブル6つくらいとカウンター。
小さいブラウン管テレビは野球中継が流れてる。

北海道のジンギスカンは焼き上がってからタレをつける「後付けタイプ」と
あらかじめタレに漬け込んだ味付肉を焼く「先漬けタイプ」に二分されるそうで
ここは生肉を焼く「後付けタイプ」。
肉はオーストラリア産の生ラム肉。
1頭から1Kgしか取れない貴重な肩ロースだそう。
肉系なんでも大好き♪A氏、昔札幌のビール園で食べたジンギスカンのおいしさ
が忘れられなくて、どうしてももう一度ジンギスカンが食べたかったそう。

メニューはホントにジンギスカン系に絞られていて、肉はジンギスカンとタンのみ。
でてきたジンギスカン、アレ、意外とキレイな赤い色。
ラムってもっと紫っぽい色かと思ってた(笑)。

一人前で6切れ。
厚さはまあまあある方なのかな。
さぁ~、さっそく焼きますか!
丸く盛り上がったジンギスカン鍋。どっしり重たい。
周りにタマネギやモヤシを置いて、脂の塊をきちんと塗って
てっぺんにラム肉をジュー!!

半生でもいけるとのことで、やや赤身の残るままタレへ。
・・・あっ、ぜんぜん苦手じゃない。
柔らかいしクセもないし、ふつうに食べられる(どんな感想…笑)。
アハ、もっとラムって特別な味かと思ってた。
ラムタンも牛タンと同じ感触。
ラムウィンナーも普通にウィンナー。
A氏 「うわーー、これおいしいよぉ~」と大歓声。
早々と平らげて追加注文にかかってる。
・・・でも私、もう飽きてきた?
だって1種類のみのタレはほぼ醤油オンリーで硬くて単調だし、
お肉はラムかタンだけだし。。
でもジンギスカン鍋で肉や野菜を焼く作業は十分楽しい♪
もーもー店中煙だらけなのもそれはそれで、雰囲気満点だし(笑)。
この鍋で牛とか豚とか焼いたら、もっとおいしいかも?
そういうの考えるの、邪道??
<今日のお会計>
4250円・2名/生ラムジンギスカン 840円×3、ラムタン 525円
野菜盛合せ 420円、ラムウィンナー 525円、生ビール・ウーロン茶
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/楽しいけど、どうだろ?
ロコ色満載な雰囲気で初ジンギスカンをゆっくり楽しめた。
意外とおいしかったけど、北海道じゃなかったらわざわざ食べる気には
ならないかも。でも北海道名物食べられたことは満足。
A氏:★★★★☆/最高のジンギスカン♪
今まで食べてきたラム肉とはかなり違って柔らかいし、おいしかった。
1人前840円はちょっと高いけど、やっぱり肉の質の違いかな。タンも
良かったなーー。店の人がテレビ見ててほっといてくれるのも好き(笑)。
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2009年08月17日
北5-3 ル・バエレンタル ランチコース・後編
ウキウキしてる間にも続々とお料理が♪
「本日のスープ」はカクテルグラスを使った涼やかスタイル。

冷たいビシソワーズはじゃがいもの甘さにコクたっぷり!
北海道らしく、底にはごろんとした大ぶりのウニの塊も。
実はウニ苦手(汗)…なんだけど
ここのなら大丈夫かな?とおそるおそる口に運ぶと
わぁ、おいしいぃ~~~♪
ぜんぜん生臭くもないし、ビシソワーズが絡むことで
ウニ独特のコクのある旨味もマイルドにすんなり楽しめる。
そしていよいよメインの登場☆
「若鶏胸肉の低温ロティ
ウィーン風 シェリー酒風味のソース」

あっさりした胸肉の上に何かカリッとしたもの?がたっぷり。
うーーん、これと一緒に食べると尚いい感じ♪
添えられたウズラの卵のポーチドエッグ、ふるふるでやわらかくて
少しだけ載ったアンチョビソースと相性ぴったり。
こんなちょっとした付け合わせまで素晴らしい。
チェンジしてもらった仔羊。
「骨付仔羊ロース肉の炭火焼 ドライトマト風味のマスタードとともに」

ふんわり柔らかくてみずみずしくて、脂の甘いイイ~香り。
肉の繊維の隅々にまで旨味たっぷり。
なんとか仔羊用意してもらえて、ホント良かったぁぁ(涙)
A氏、いつもとまるで違う、超ゆ~っくりペースで肉食べてる。
ソレ好きなものは最後までとっておくパターン(?)ってことだよね(笑)。
ホッ、どうやらA氏気に入ったみたい。
ヨカッタ、ヨカッタ♪
あれっ?最初にでてきたスプーンの一皿、再び~

スプーンにのった「ピナコラータのソルベ」。
このアヴァンデセールもメニューにない一品。
空いたスプーンの手渡しも、さっきの予習でスンナリOK♪
そしてグランデセールはナ・ン・ト、驚きの2皿構成♪♪~ウレシィ~~~(笑)
1皿目は「苺と自家製アイスクリーム リュバーブのコンフィチュール添え」

右側の白いそぼろ状のものがアイスクリーム。
この顆粒アイス、液体窒素で急激にミルクを凍らせたあと粉砕してできたものだそう。
さらさらした顆粒のそぼろを口に入れると
さぁーーーーっと跡形もなく溶けて、ふんわり甘い余韻が。
リッチなミルクアイスクリーム味。
苺にもよく絡んで、上品なのにしっかりした甘みが満足感大♪
フランス料理にウブなネル、こういう凝った演出は大歓迎~
静岡だと液体窒素導入してるお店、ほとんどないんじゃないかなぁ。
テイクアウトできるケーキにデコレーションしたものとは全く次元が違う。
こんな尋常じゃない繊細さの、プロの技術のデザートを食べられるのが
外食の楽しみなんだよナ~
しばらく経っても溶けずに冷たさと形を保っている。
普通のアイスクリームよりもずっと持ちがいい。
こういうところにも何か工夫があるのかな、スゴイなぁ・・・
そしていよいよラスト、2皿目のデセール。
出てきたのはナント、綿アメ!

それに手づくりの生キャラメルが3種類ほど。
えぇっ何コレ?と驚いてたら、3皿めが。

真ん中のグラスはブラッドオレンジのジュレ?にムースを載せたもの。
周囲は小さな焼き菓子。ミニマカロン2つにミニマドレーヌ2つ、生チョコレート。
わぁ・・・信じられない、楽しすぎる・・・!!!
手につかんだ綿アメ、ピンクグレープフルーツというだけあってほんのりピンク。
顔に近づけると柑橘類のふわっといい香り。
見た目だけのお遊びかと思って口にしたら、イヤイヤ、これがおいしーー!
ちゃんと甘酸っぱくて、果汁のみずみずしい爽やかさが伝わってくる。
ひゃーー、、この技術、絶対すごいヨ。。。
それにしてもデセールだけで3皿、種類にしたってこれだけ出るとは。。
ラストはファーストフラッシュの紅茶でひと息。
一緒に出された砂糖。

見るからにおいしそうな気配…。
スプーンにとって舐めてみると和三盆のようなコクと深み、ナチュラルなやさしい甘さ。
でも和三盆にしてはサラサラすぎだし、これナンだろう???
もうたまらずスタッフさんに訪ねると、フランスの有名な固形ブラウンシュガーを
溶けやすいようわざわざ粉砕して出してるのだとか。。
そうなのね、やっぱりここでも上質素材を一手間かけて…。
はーーー、こんな感じで初グランメゾン、
大・大満足でめでたく終了!
結局出てきたのは
アペリティフ、一口前菜、前菜、パン、スープ、メイン料理、
お口直し、デザート、小菓子1、小菓子2、コーヒー
の11皿!!
どれもグランメゾンのクオリティ。
盛合せになってたアペリティフや小菓子の皿もあるから、
料理の種類にしたらもう、信じられないほど…。
料理をはじめ空間もテーブル周りも素晴らしいのはもちろん、
やっぱり違うのはスタッフ。
こちらの質問に期待以上の知識で的確に答えてくれるし、
まじまじとあるお皿を見つめていたら、その視線に気付いてか
「このプレートは・・・」と聞く前に説明してくれたことも。
こんな先回りのサービスはちょっと、と思う方ももちろんいるだろうけど
これって短時間のうちにネルたちのキャラを掴んでくれて、の接し方だと思う。
空間もサービスも存分に味わいたいと思ってるネルは大歓迎♪
立ち入ってほしくないゲストには一線を保った接し方をしてくれるはず。
こういう個別対応が即時にできるのが、高級店の証なんだろうな。
でも今度行くなら女同士かな。
おいしいモノ好きの友達とキャーキャー盛り上がりながら食べたいなぁ♪
誰か一緒に、行きませんか(笑)?
<今日のお会計>
1万1190円・2名・サ10%/ MENU D'AFFAIRE(平日ランチコース) 2940円×2
メイン料理食材変更×1
自家製ジンジャーエール×2、ペリエ×2
<店を出て>
ネル:★★★★☆/食の世界ってすごいなぁぁ・・・
はじめは緊張したけど、料理のおいしさやテーブル周りのいろんなものに
感動して緊張がどこかいってしまった(笑)。あれだけスタッフを揃えて、
あの品数とクオリティでどうしてこの価格で出せるのか。。ナゾ(笑)
A氏:★★★☆☆/仔羊おいしかった
メイン料理、仔羊に変えてもらっていくらになるか心配だったけど(笑)、
妥当な額しか乗ってなくて逆に驚いた。どれもおいしかったし、仔羊も
よかったけど…。どうもオレにかしこまった店は合わない気がする。
「本日のスープ」はカクテルグラスを使った涼やかスタイル。

冷たいビシソワーズはじゃがいもの甘さにコクたっぷり!
北海道らしく、底にはごろんとした大ぶりのウニの塊も。
実はウニ苦手(汗)…なんだけど
ここのなら大丈夫かな?とおそるおそる口に運ぶと
わぁ、おいしいぃ~~~♪
ぜんぜん生臭くもないし、ビシソワーズが絡むことで
ウニ独特のコクのある旨味もマイルドにすんなり楽しめる。
そしていよいよメインの登場☆
「若鶏胸肉の低温ロティ
ウィーン風 シェリー酒風味のソース」

あっさりした胸肉の上に何かカリッとしたもの?がたっぷり。
うーーん、これと一緒に食べると尚いい感じ♪
添えられたウズラの卵のポーチドエッグ、ふるふるでやわらかくて
少しだけ載ったアンチョビソースと相性ぴったり。
こんなちょっとした付け合わせまで素晴らしい。
チェンジしてもらった仔羊。
「骨付仔羊ロース肉の炭火焼 ドライトマト風味のマスタードとともに」

ふんわり柔らかくてみずみずしくて、脂の甘いイイ~香り。
肉の繊維の隅々にまで旨味たっぷり。
なんとか仔羊用意してもらえて、ホント良かったぁぁ(涙)
A氏、いつもとまるで違う、超ゆ~っくりペースで肉食べてる。
ソレ好きなものは最後までとっておくパターン(?)ってことだよね(笑)。
ホッ、どうやらA氏気に入ったみたい。
ヨカッタ、ヨカッタ♪
あれっ?最初にでてきたスプーンの一皿、再び~

スプーンにのった「ピナコラータのソルベ」。
このアヴァンデセールもメニューにない一品。
空いたスプーンの手渡しも、さっきの予習でスンナリOK♪
そしてグランデセールはナ・ン・ト、驚きの2皿構成♪♪~ウレシィ~~~(笑)
1皿目は「苺と自家製アイスクリーム リュバーブのコンフィチュール添え」

右側の白いそぼろ状のものがアイスクリーム。
この顆粒アイス、液体窒素で急激にミルクを凍らせたあと粉砕してできたものだそう。
さらさらした顆粒のそぼろを口に入れると
さぁーーーーっと跡形もなく溶けて、ふんわり甘い余韻が。
リッチなミルクアイスクリーム味。
苺にもよく絡んで、上品なのにしっかりした甘みが満足感大♪
フランス料理にウブなネル、こういう凝った演出は大歓迎~
静岡だと液体窒素導入してるお店、ほとんどないんじゃないかなぁ。
テイクアウトできるケーキにデコレーションしたものとは全く次元が違う。
こんな尋常じゃない繊細さの、プロの技術のデザートを食べられるのが
外食の楽しみなんだよナ~
しばらく経っても溶けずに冷たさと形を保っている。
普通のアイスクリームよりもずっと持ちがいい。
こういうところにも何か工夫があるのかな、スゴイなぁ・・・
そしていよいよラスト、2皿目のデセール。
出てきたのはナント、綿アメ!

それに手づくりの生キャラメルが3種類ほど。
えぇっ何コレ?と驚いてたら、3皿めが。

真ん中のグラスはブラッドオレンジのジュレ?にムースを載せたもの。
周囲は小さな焼き菓子。ミニマカロン2つにミニマドレーヌ2つ、生チョコレート。
わぁ・・・信じられない、楽しすぎる・・・!!!
手につかんだ綿アメ、ピンクグレープフルーツというだけあってほんのりピンク。
顔に近づけると柑橘類のふわっといい香り。
見た目だけのお遊びかと思って口にしたら、イヤイヤ、これがおいしーー!
ちゃんと甘酸っぱくて、果汁のみずみずしい爽やかさが伝わってくる。
ひゃーー、、この技術、絶対すごいヨ。。。
それにしてもデセールだけで3皿、種類にしたってこれだけ出るとは。。
ラストはファーストフラッシュの紅茶でひと息。
一緒に出された砂糖。

見るからにおいしそうな気配…。
スプーンにとって舐めてみると和三盆のようなコクと深み、ナチュラルなやさしい甘さ。
でも和三盆にしてはサラサラすぎだし、これナンだろう???
もうたまらずスタッフさんに訪ねると、フランスの有名な固形ブラウンシュガーを
溶けやすいようわざわざ粉砕して出してるのだとか。。
そうなのね、やっぱりここでも上質素材を一手間かけて…。
はーーー、こんな感じで初グランメゾン、
大・大満足でめでたく終了!
結局出てきたのは
アペリティフ、一口前菜、前菜、パン、スープ、メイン料理、
お口直し、デザート、小菓子1、小菓子2、コーヒー
の11皿!!
どれもグランメゾンのクオリティ。
盛合せになってたアペリティフや小菓子の皿もあるから、
料理の種類にしたらもう、信じられないほど…。
料理をはじめ空間もテーブル周りも素晴らしいのはもちろん、
やっぱり違うのはスタッフ。
こちらの質問に期待以上の知識で的確に答えてくれるし、
まじまじとあるお皿を見つめていたら、その視線に気付いてか
「このプレートは・・・」と聞く前に説明してくれたことも。
こんな先回りのサービスはちょっと、と思う方ももちろんいるだろうけど
これって短時間のうちにネルたちのキャラを掴んでくれて、の接し方だと思う。
空間もサービスも存分に味わいたいと思ってるネルは大歓迎♪
立ち入ってほしくないゲストには一線を保った接し方をしてくれるはず。
こういう個別対応が即時にできるのが、高級店の証なんだろうな。
でも今度行くなら女同士かな。
おいしいモノ好きの友達とキャーキャー盛り上がりながら食べたいなぁ♪
誰か一緒に、行きませんか(笑)?
<今日のお会計>
1万1190円・2名・サ10%/ MENU D'AFFAIRE(平日ランチコース) 2940円×2
メイン料理食材変更×1
自家製ジンジャーエール×2、ペリエ×2
<店を出て>
ネル:★★★★☆/食の世界ってすごいなぁぁ・・・
はじめは緊張したけど、料理のおいしさやテーブル周りのいろんなものに
感動して緊張がどこかいってしまった(笑)。あれだけスタッフを揃えて、
あの品数とクオリティでどうしてこの価格で出せるのか。。ナゾ(笑)
A氏:★★★☆☆/仔羊おいしかった
メイン料理、仔羊に変えてもらっていくらになるか心配だったけど(笑)、
妥当な額しか乗ってなくて逆に驚いた。どれもおいしかったし、仔羊も
よかったけど…。どうもオレにかしこまった店は合わない気がする。
2009年08月09日
北5-2 ル・バエレンタル ランチコース・前編
なんとかオーダーも終え、食前酒ならぬ
自家製ジンジャーエールで乾杯~♪

うっわぁーー、このジンジャーエール
おいしい~~!!
パンチが効いてるのにやさしくて、適度な甘みもジンジャーの風味も
市販品とはまるで違う 透明感&華やかな後味!!
普段口にしてるものだと違いがはっきり分かる。
ショウガも甘味料も炭酸水も、厳選したもの贅沢に使ってるんだろうなぁ。
あ~、今から始まる食事がもう楽しみ、楽しみっ!
ランチコースの内容は
アペリティフ、前菜、スープ、メイン料理、デザート、小菓子、コーヒー。
自家製ドリンクをこれだけおいしく作ってくれるシェフがいるんだから
的外れな料理になるわけないものネ♪
はじめに登場したのは 3種の「アペリティフ」。

・スプーンに載った鯛の昆布〆とグレープフルーツ
・ストローに入ったカレー(確か?)とグリーンピースのムース
・ピスタチオのグラッセ
二人分をプレートとグラスに盛り合わせたもの。
ストローに入ったムースは
若竹みたいな鮮やかな彩り。

ひと息で吸い込んでください、と言われた通り
一気にひと息でツゥーーーーっと。
わ?カレーだし、ホントにそのままグリンピース味??
こんな手が込んで遊び心もあるモノ、はじめてだぁ♪
二人して顎あげてストローすすってどうだろ?ってムズカシイ顔してる姿、
…想像しただけで笑っちゃう。
アペリティフはどれもほんのひと口。
一瞬で通り過ぎた味を思い出して感心してる時間が、また楽しい。
アハ♪、この楽しいアペリティフで緊張が解けてきたかも♪♪
次は 「ビールのパナシェ」。
あれっ、でもこんなのメニューに載ってたかな?
なかったよな…
大きいスプーンに氷のメレンゲ状になったビールカクテルが
これまた一口分、盛られている。
サーブしてくれた方、どうやら食べ終わったら空いたスプーンをすぐに下げられるよう、
テーブルやや後方にそのまま待機している。
うん、だってほんのひと口分しかないサクサクのクラッシュアイスだもの。
溶け出す前に速攻食べないと台無し、ですよネ♪
思い切ってひとくちで、パクッ!
空になったスプーンは直接手から手へ、スタッフがすぐさま受け取りにくる。
スプーンをテーブルに戻す間なんて全くナシ。
そんなネルの様子を見てたA氏、しぶしぶ口に運ぶ。
A氏のスプーンも同じように、すかさず回収される。
ここでA氏、またもや不機嫌モード突入…
あぁーあー~~(笑)
「ああやってずっと見られてるのってさ、落ち着かないよね」
うん、確かに。
分かる。
でも何か気に入らない度、顔に出してたらさ。 ね?
この一皿だけのことなんだから、大人の余裕みせて面白がる、とかっていうのも
アリじゃないのかなぁぁ。。
三品目のアスパラガスの前菜がサーブされて、ようやく手に取った
クリストフルのナイフとフォーク。
どのシリーズなんだろう?
見たことのないデザイン。

手に取った瞬間、
うわっ、アレ???、クリストフルにしては信じられないほどの
・手になじむ持ちやすさ
・取り回しのいい軽さ&重心バランス
・ベストな薄さのナイフの刃
自宅で使ってるクラシックなシリーズのクリストフルの重さ、厚さに比べて
あまりの具合の良さに、心底びっくり。
「ウチもこれで揃えたい…」
思わずつぶやいてしまったら
たまたまテーブルそばにいたタキシードの男性スタッフさん。
「そちらヨーロッパの本店でのみ販売しているもので---」
うわっ、いるの気付かなかった~
えぇっ、今の聞こえてました??
ひゃ~~~恥ズカシーー。。。
でもでもそんなことより、ゲストのふとしたひと言も聞き漏らさず
きちんと知識を持って適切な回答をしてくれることに、
ものすごくびっくり。
…いや、感激。。
やっぱりグランメゾン、やっぱりひらまつ。
スタッフだってカトラリーにだって
格の違う奥深さはちゃんと出てくるものなんだ。
でもなぁ、このシリーズ売ってるのヨーロッパの本店だけかぁ。
老後の海外旅行の楽しみにでも、とっておこうかなぁ~
・・・ハッ、肝心の前菜
「グリーンアスパラガスのプランチャー
生ハムと水牛のモッツァレラチーズ添え
フルーツトマトとオレンジのヴィネグレットソース」 がほったらかし(笑)。
プランチャー は鉄板焼のことのよう。
北海道らしく丸々太い大きなアスパラ。
筋が全くなくて、ナイフがスゥッと下りていく。
ウン、青臭みはまったくなくて、旨みが濃い。
カリッと焼けた焦げ目の部分がおいしー。中身もほくっとしてる。
生ハムもトゥルッと上品。
もっともっと食べたい。。
フルーツトマトとオレンジのソース、デザートでもいいぐらい果実感が高くて甘いのだけど
塩気のアスパラに不思議にマッチ。
フルーツソースと焼きアスパラ の食べ慣れない意外な組み合わせも
必然性があるってちゃんと思える。
やーーー、こういう高度に完成された創作性がフランス料理のスゴイとこなんだな~
食べに来てよかった。。。
パンとバターも登場♪
うっわぁ、このバターかわいい~~♪♪

そうそう、こういう一回使い切りタイプなら清潔だし、取り分けも簡単だし。
まぁるい球形を活かす、ガラスの小皿のチョイスも手抜きナシだなぁぁ。
パンもおいしい♪

小麦の旨みが凝縮した皮は厚めでしっかりパリッと
中はみっしりしっとり、やわらかくぎっしり詰まってる。
パンにぬるとバターのおいしさがまた、引き立つ!
融点の低さもいい。
新鮮な牛乳の甘さ、爽やかなのにコクがあって。。
・
・
・
ふぅーー、ステキだなぁぁ♪♪♪
→5-3に続く
_
2009年08月03日
北5-1 ル・バエレンタル [フランス料理 札幌・円山公園]
札幌二日目のお昼は、2泊9食旅のメインイベント!
グランメゾン「ル・バエレンタル」へ~♪
このためにスーツケースに詰め込んできたヒールとワンピースに着替えて、
A氏はイヤイヤながらもジャケット着用(笑)。
正統派のフランス料理店となると、まったくの経験不足。
アレ、今までの私ってあれでよかったのかな…
途端にテーブルマナーが気になってくる。
入る前から京都の料理屋さん以上に緊張気味。
あ~どうしよ~。。
■LE BAERENTHAL [フランス料理店]
札幌市中央区南1条西28丁目3-1、地下鉄円山公園駅より徒歩3分
011-632-7810

札幌の中心地から離れた郊外、緑深い円山公園傍に建つ瀟洒な洋館。
針葉樹のような立ち木はやっぱり北海道ならではの景色。
経営は日本人初のミシュランの星を獲得した平松シェフの展開する
フレンチレストラン「ひらまつ」グループ。
東京では信頼できる高級フレンチとして、幅広い層から安定した人気を誇るそう。
二人はひらまつ初体験。レストランウェディングも盛んなようで、静岡の人でも
系列店での結婚式に出席したことある人、いるんじゃないかな。
そのひらまつグループがフランス・アルザスの三つ星レストラン「ランスブルグ」
オーナーと提携、5年前にオープンしたのだそう。

わー、蔦の絡んだアイアンアーチの門からしてステキ…。
ここがレストランだなんて、すごいなぁぁ。。
建物はフランスのリゾート地・ドーヴィルの建築様式をイメージしたらしいのだけど、
第一印象は小さなシャトーを思わせるような重厚感と上質さ。
エントランスではスーツを着た若い女性スタッフさんが笑顔でお出迎え。
一歩足を踏み入れるなり存在感のある調度品と豪華なシャンデリア、
窓越しに見える本物の噴水の水が流れる石造りの庭園。
本物中世ヨーロッパのような、決してハリボテじゃない光景。
ウエイティングの空間からして圧倒。。
すぐに支配人らしい女性もみえていただきご挨拶。
直々に席を案内してくださり
「こちらのお席はいかがでしょうか」とニッコリ。
え!?、、ええ、もちろんデス!!
案内してくれたのは明らかにこの空間で一番の上席。
一見さんをこんないい席に通してくれるなんて~。。
何ヶ月も前に予約して、今日一番の入店♪ とはいえ、ウレシイです!!
館内は磨き込まれた床に漆喰の白壁、がっしりと密に渡された大小の梁、
太い木枠で囲まれた白い格子窓に薪が置かれた本物の暖炉。

調度品はアンティークの柱時計、優雅なドレスのような厚い刺繍のカーテン。
空間の中央には年代物のマホガニーの家具。
その上にはシャンデリアが優しく輝いて。
窓から外の庭園がよく見える。

石造りの噴水に小鳥が遊びに来ていて、その向こうには自家菜園のハーブ温室。
もう、北海道なんだかヨーロッパの古城なのか、
わからなくなってきた(笑)
オーダーは2種類のコースから、平日限定のランチコースに決定♪
この店夜なら平均予算で3万円、
webのフレンチランキングでは東京の並居る名店を押さえて堂々の全国1位!
なのに値段はナント驚きの、2940円。。
しかも7~8人はいるスタッフはスーツorタキシードor燕尾服!でキメたプロ級の人
ばかり。髪型だってメイクだって声のトーンだって、高級ホテルの物腰そのもの。
こんな人がぞろぞろ、これだけの館内で昼間からお相手してくれるのに…?
静岡だって少ししゃれたお店なら普通によくある値段。
それがこのクラスの店で、どうやったらこんな価格設定できるんだろ…??
テーブルセットは意外にモダン。

二重になったクロスは今まで触れたことのないほどシャリッと厚手で上質なもの。
シェルを四角くくりぬいたようなシャンパン色のナフキンホルダー、
水のグラスのシルエットも柔らかくカーブして手になじむもの。

それにこのテーブルグリーン。
う~ん、なんてステキなんだろう。。
色や香りのある花じゃなくて、グリーンのみなところがシンプルで涼やか。
きっと料理の邪魔をせずお皿の中身に華を添えてくれるはず。
このフラワーベースだってホントシンプルでカッコイイなぁぁ。。
…そんな目に付くもの全てに興味津々、
超~~盛り上がってるネルをよそに
あからさまにトーンダウンなA氏??
どうやらメイン料理が 鶏肉 or キンメダイ からしかチョイスできないのが理由らしい。
肉好きA氏、もうハッキリとつまらなさそうな顔。
…うわ、せっかくA氏に連れてきてもらったのに。。
もうひとつ上のコースにしたとしても 鶏肉 & キンメダイ になるだけだし。
う~~ん、どうしよう。。
でもこのままでいいはずない、
ここは私がダメモトでチェンジをお願いするしかないでしょ!
恥を忍んで燕尾服の男性スタッフさんを呼び止めて、「スミマセン、あの~」
とかくかくしかじか、必死に事情を説明。
すると意外にあっさり、
「では夜のコースの食材からお選びいただくのでは」 と提案が♪
自分のことを目の前でさんざん話題にされて、でも悪いのはオレじゃないもんね~
的な体で押し黙ってたA氏。でも解決策が出たと分かった途端笑顔で
「 じゃ、仔羊で♪ 」
・・・
・・・
…そりゃ極端に無茶なリクエストではないはずだから、大丈夫かな、とは思ってたけど。。
でもね~、こういうかしこまった店でなくてもイレギュラーなお願いするのって恥ずかしいし、
まだ緊張だってしてるし、とにかく必死だったんだから~!!
…でもやっぱり
私が女のくせに でしゃばり、 だったかなぁ。。。
ただ面倒くさがりのA氏が自分で交渉するとは考えられないし
不機嫌のモヤっとした空気のまま放ってはおけないし、
それに渋々だったとしても一緒に行く気になってくれたA氏にだけは、
本当に食べたいもの食べてもらいたかったし。。
こういうとき ガマンすることで通すA氏と
ダメモトでもチャレンジしてすっきりしたいネル。
ふたりのやり方が分かれてしまって上手くいかない。
どっちが正しい、っていうより
その場とその後が上手く納まって楽しくなる方法がイチバンだとは思うのだけど。。
あー、なんでか高級なお店に行くたび、
こういうちょっとした行き違いがある。
みんなもそうなのかな?
いや、A氏は乗り気じゃない店にネルが行きたがるから??(←大元はココか…)
いやいや、いつまでも二人とも大人げないから???
ふぅーーーーーーー、
どうすればいいのかなぁぁ~~~~。。。。
本題のお料理(汗)については、次回こそ♪♪
_
グランメゾン「ル・バエレンタル」へ~♪
このためにスーツケースに詰め込んできたヒールとワンピースに着替えて、
A氏はイヤイヤながらもジャケット着用(笑)。
正統派のフランス料理店となると、まったくの経験不足。
アレ、今までの私ってあれでよかったのかな…
途端にテーブルマナーが気になってくる。
入る前から京都の料理屋さん以上に緊張気味。
あ~どうしよ~。。
■LE BAERENTHAL [フランス料理店]
札幌市中央区南1条西28丁目3-1、地下鉄円山公園駅より徒歩3分
011-632-7810

札幌の中心地から離れた郊外、緑深い円山公園傍に建つ瀟洒な洋館。
針葉樹のような立ち木はやっぱり北海道ならではの景色。
経営は日本人初のミシュランの星を獲得した平松シェフの展開する
フレンチレストラン「ひらまつ」グループ。
東京では信頼できる高級フレンチとして、幅広い層から安定した人気を誇るそう。
二人はひらまつ初体験。レストランウェディングも盛んなようで、静岡の人でも
系列店での結婚式に出席したことある人、いるんじゃないかな。
そのひらまつグループがフランス・アルザスの三つ星レストラン「ランスブルグ」
オーナーと提携、5年前にオープンしたのだそう。

わー、蔦の絡んだアイアンアーチの門からしてステキ…。
ここがレストランだなんて、すごいなぁぁ。。
建物はフランスのリゾート地・ドーヴィルの建築様式をイメージしたらしいのだけど、
第一印象は小さなシャトーを思わせるような重厚感と上質さ。
エントランスではスーツを着た若い女性スタッフさんが笑顔でお出迎え。
一歩足を踏み入れるなり存在感のある調度品と豪華なシャンデリア、
窓越しに見える本物の噴水の水が流れる石造りの庭園。
本物中世ヨーロッパのような、決してハリボテじゃない光景。
ウエイティングの空間からして圧倒。。
すぐに支配人らしい女性もみえていただきご挨拶。
直々に席を案内してくださり
「こちらのお席はいかがでしょうか」とニッコリ。
え!?、、ええ、もちろんデス!!
案内してくれたのは明らかにこの空間で一番の上席。
一見さんをこんないい席に通してくれるなんて~。。
何ヶ月も前に予約して、今日一番の入店♪ とはいえ、ウレシイです!!
館内は磨き込まれた床に漆喰の白壁、がっしりと密に渡された大小の梁、
太い木枠で囲まれた白い格子窓に薪が置かれた本物の暖炉。

調度品はアンティークの柱時計、優雅なドレスのような厚い刺繍のカーテン。
空間の中央には年代物のマホガニーの家具。
その上にはシャンデリアが優しく輝いて。
窓から外の庭園がよく見える。

石造りの噴水に小鳥が遊びに来ていて、その向こうには自家菜園のハーブ温室。
もう、北海道なんだかヨーロッパの古城なのか、
わからなくなってきた(笑)
オーダーは2種類のコースから、平日限定のランチコースに決定♪
この店夜なら平均予算で3万円、
webのフレンチランキングでは東京の並居る名店を押さえて堂々の全国1位!
なのに値段はナント驚きの、2940円。。
しかも7~8人はいるスタッフはスーツorタキシードor燕尾服!でキメたプロ級の人
ばかり。髪型だってメイクだって声のトーンだって、高級ホテルの物腰そのもの。
こんな人がぞろぞろ、これだけの館内で昼間からお相手してくれるのに…?
静岡だって少ししゃれたお店なら普通によくある値段。
それがこのクラスの店で、どうやったらこんな価格設定できるんだろ…??
テーブルセットは意外にモダン。

二重になったクロスは今まで触れたことのないほどシャリッと厚手で上質なもの。
シェルを四角くくりぬいたようなシャンパン色のナフキンホルダー、
水のグラスのシルエットも柔らかくカーブして手になじむもの。

それにこのテーブルグリーン。
う~ん、なんてステキなんだろう。。
色や香りのある花じゃなくて、グリーンのみなところがシンプルで涼やか。
きっと料理の邪魔をせずお皿の中身に華を添えてくれるはず。
このフラワーベースだってホントシンプルでカッコイイなぁぁ。。
…そんな目に付くもの全てに興味津々、
超~~盛り上がってるネルをよそに
あからさまにトーンダウンなA氏??
どうやらメイン料理が 鶏肉 or キンメダイ からしかチョイスできないのが理由らしい。
肉好きA氏、もうハッキリとつまらなさそうな顔。
…うわ、せっかくA氏に連れてきてもらったのに。。
もうひとつ上のコースにしたとしても 鶏肉 & キンメダイ になるだけだし。
う~~ん、どうしよう。。
でもこのままでいいはずない、
ここは私がダメモトでチェンジをお願いするしかないでしょ!
恥を忍んで燕尾服の男性スタッフさんを呼び止めて、「スミマセン、あの~」
とかくかくしかじか、必死に事情を説明。
すると意外にあっさり、
「では夜のコースの食材からお選びいただくのでは」 と提案が♪
自分のことを目の前でさんざん話題にされて、でも悪いのはオレじゃないもんね~
的な体で押し黙ってたA氏。でも解決策が出たと分かった途端笑顔で
「 じゃ、仔羊で♪ 」
・・・
・・・
…そりゃ極端に無茶なリクエストではないはずだから、大丈夫かな、とは思ってたけど。。
でもね~、こういうかしこまった店でなくてもイレギュラーなお願いするのって恥ずかしいし、
まだ緊張だってしてるし、とにかく必死だったんだから~!!
…でもやっぱり
私が女のくせに でしゃばり、 だったかなぁ。。。
ただ面倒くさがりのA氏が自分で交渉するとは考えられないし
不機嫌のモヤっとした空気のまま放ってはおけないし、
それに渋々だったとしても一緒に行く気になってくれたA氏にだけは、
本当に食べたいもの食べてもらいたかったし。。
こういうとき ガマンすることで通すA氏と
ダメモトでもチャレンジしてすっきりしたいネル。
ふたりのやり方が分かれてしまって上手くいかない。
どっちが正しい、っていうより
その場とその後が上手く納まって楽しくなる方法がイチバンだとは思うのだけど。。
あー、なんでか高級なお店に行くたび、
こういうちょっとした行き違いがある。
みんなもそうなのかな?
いや、A氏は乗り気じゃない店にネルが行きたがるから??(←大元はココか…)
いやいや、いつまでも二人とも大人げないから???
ふぅーーーーーーー、
どうすればいいのかなぁぁ~~~~。。。。
本題のお料理(汗)については、次回こそ♪♪
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