2009年08月17日
北5-3 ル・バエレンタル ランチコース・後編
ウキウキしてる間にも続々とお料理が♪
「本日のスープ」はカクテルグラスを使った涼やかスタイル。

冷たいビシソワーズはじゃがいもの甘さにコクたっぷり!
北海道らしく、底にはごろんとした大ぶりのウニの塊も。
実はウニ苦手(汗)…なんだけど
ここのなら大丈夫かな?とおそるおそる口に運ぶと
わぁ、おいしいぃ~~~♪
ぜんぜん生臭くもないし、ビシソワーズが絡むことで
ウニ独特のコクのある旨味もマイルドにすんなり楽しめる。
そしていよいよメインの登場☆
「若鶏胸肉の低温ロティ
ウィーン風 シェリー酒風味のソース」

あっさりした胸肉の上に何かカリッとしたもの?がたっぷり。
うーーん、これと一緒に食べると尚いい感じ♪
添えられたウズラの卵のポーチドエッグ、ふるふるでやわらかくて
少しだけ載ったアンチョビソースと相性ぴったり。
こんなちょっとした付け合わせまで素晴らしい。
チェンジしてもらった仔羊。
「骨付仔羊ロース肉の炭火焼 ドライトマト風味のマスタードとともに」

ふんわり柔らかくてみずみずしくて、脂の甘いイイ~香り。
肉の繊維の隅々にまで旨味たっぷり。
なんとか仔羊用意してもらえて、ホント良かったぁぁ(涙)
A氏、いつもとまるで違う、超ゆ~っくりペースで肉食べてる。
ソレ好きなものは最後までとっておくパターン(?)ってことだよね(笑)。
ホッ、どうやらA氏気に入ったみたい。
ヨカッタ、ヨカッタ♪
あれっ?最初にでてきたスプーンの一皿、再び~

スプーンにのった「ピナコラータのソルベ」。
このアヴァンデセールもメニューにない一品。
空いたスプーンの手渡しも、さっきの予習でスンナリOK♪
そしてグランデセールはナ・ン・ト、驚きの2皿構成♪♪~ウレシィ~~~(笑)
1皿目は「苺と自家製アイスクリーム リュバーブのコンフィチュール添え」

右側の白いそぼろ状のものがアイスクリーム。
この顆粒アイス、液体窒素で急激にミルクを凍らせたあと粉砕してできたものだそう。
さらさらした顆粒のそぼろを口に入れると
さぁーーーーっと跡形もなく溶けて、ふんわり甘い余韻が。
リッチなミルクアイスクリーム味。
苺にもよく絡んで、上品なのにしっかりした甘みが満足感大♪
フランス料理にウブなネル、こういう凝った演出は大歓迎~
静岡だと液体窒素導入してるお店、ほとんどないんじゃないかなぁ。
テイクアウトできるケーキにデコレーションしたものとは全く次元が違う。
こんな尋常じゃない繊細さの、プロの技術のデザートを食べられるのが
外食の楽しみなんだよナ~
しばらく経っても溶けずに冷たさと形を保っている。
普通のアイスクリームよりもずっと持ちがいい。
こういうところにも何か工夫があるのかな、スゴイなぁ・・・
そしていよいよラスト、2皿目のデセール。
出てきたのはナント、綿アメ!

それに手づくりの生キャラメルが3種類ほど。
えぇっ何コレ?と驚いてたら、3皿めが。

真ん中のグラスはブラッドオレンジのジュレ?にムースを載せたもの。
周囲は小さな焼き菓子。ミニマカロン2つにミニマドレーヌ2つ、生チョコレート。
わぁ・・・信じられない、楽しすぎる・・・!!!
手につかんだ綿アメ、ピンクグレープフルーツというだけあってほんのりピンク。
顔に近づけると柑橘類のふわっといい香り。
見た目だけのお遊びかと思って口にしたら、イヤイヤ、これがおいしーー!
ちゃんと甘酸っぱくて、果汁のみずみずしい爽やかさが伝わってくる。
ひゃーー、、この技術、絶対すごいヨ。。。
それにしてもデセールだけで3皿、種類にしたってこれだけ出るとは。。
ラストはファーストフラッシュの紅茶でひと息。
一緒に出された砂糖。

見るからにおいしそうな気配…。
スプーンにとって舐めてみると和三盆のようなコクと深み、ナチュラルなやさしい甘さ。
でも和三盆にしてはサラサラすぎだし、これナンだろう???
もうたまらずスタッフさんに訪ねると、フランスの有名な固形ブラウンシュガーを
溶けやすいようわざわざ粉砕して出してるのだとか。。
そうなのね、やっぱりここでも上質素材を一手間かけて…。
はーーー、こんな感じで初グランメゾン、
大・大満足でめでたく終了!
結局出てきたのは
アペリティフ、一口前菜、前菜、パン、スープ、メイン料理、
お口直し、デザート、小菓子1、小菓子2、コーヒー
の11皿!!
どれもグランメゾンのクオリティ。
盛合せになってたアペリティフや小菓子の皿もあるから、
料理の種類にしたらもう、信じられないほど…。
料理をはじめ空間もテーブル周りも素晴らしいのはもちろん、
やっぱり違うのはスタッフ。
こちらの質問に期待以上の知識で的確に答えてくれるし、
まじまじとあるお皿を見つめていたら、その視線に気付いてか
「このプレートは・・・」と聞く前に説明してくれたことも。
こんな先回りのサービスはちょっと、と思う方ももちろんいるだろうけど
これって短時間のうちにネルたちのキャラを掴んでくれて、の接し方だと思う。
空間もサービスも存分に味わいたいと思ってるネルは大歓迎♪
立ち入ってほしくないゲストには一線を保った接し方をしてくれるはず。
こういう個別対応が即時にできるのが、高級店の証なんだろうな。
でも今度行くなら女同士かな。
おいしいモノ好きの友達とキャーキャー盛り上がりながら食べたいなぁ♪
誰か一緒に、行きませんか(笑)?
<今日のお会計>
1万1190円・2名・サ10%/ MENU D'AFFAIRE(平日ランチコース) 2940円×2
メイン料理食材変更×1
自家製ジンジャーエール×2、ペリエ×2
<店を出て>
ネル:★★★★☆/食の世界ってすごいなぁぁ・・・
はじめは緊張したけど、料理のおいしさやテーブル周りのいろんなものに
感動して緊張がどこかいってしまった(笑)。あれだけスタッフを揃えて、
あの品数とクオリティでどうしてこの価格で出せるのか。。ナゾ(笑)
A氏:★★★☆☆/仔羊おいしかった
メイン料理、仔羊に変えてもらっていくらになるか心配だったけど(笑)、
妥当な額しか乗ってなくて逆に驚いた。どれもおいしかったし、仔羊も
よかったけど…。どうもオレにかしこまった店は合わない気がする。
「本日のスープ」はカクテルグラスを使った涼やかスタイル。

冷たいビシソワーズはじゃがいもの甘さにコクたっぷり!
北海道らしく、底にはごろんとした大ぶりのウニの塊も。
実はウニ苦手(汗)…なんだけど
ここのなら大丈夫かな?とおそるおそる口に運ぶと
わぁ、おいしいぃ~~~♪
ぜんぜん生臭くもないし、ビシソワーズが絡むことで
ウニ独特のコクのある旨味もマイルドにすんなり楽しめる。
そしていよいよメインの登場☆
「若鶏胸肉の低温ロティ
ウィーン風 シェリー酒風味のソース」

あっさりした胸肉の上に何かカリッとしたもの?がたっぷり。
うーーん、これと一緒に食べると尚いい感じ♪
添えられたウズラの卵のポーチドエッグ、ふるふるでやわらかくて
少しだけ載ったアンチョビソースと相性ぴったり。
こんなちょっとした付け合わせまで素晴らしい。
チェンジしてもらった仔羊。
「骨付仔羊ロース肉の炭火焼 ドライトマト風味のマスタードとともに」

ふんわり柔らかくてみずみずしくて、脂の甘いイイ~香り。
肉の繊維の隅々にまで旨味たっぷり。
なんとか仔羊用意してもらえて、ホント良かったぁぁ(涙)
A氏、いつもとまるで違う、超ゆ~っくりペースで肉食べてる。
ソレ好きなものは最後までとっておくパターン(?)ってことだよね(笑)。
ホッ、どうやらA氏気に入ったみたい。
ヨカッタ、ヨカッタ♪
あれっ?最初にでてきたスプーンの一皿、再び~

スプーンにのった「ピナコラータのソルベ」。
このアヴァンデセールもメニューにない一品。
空いたスプーンの手渡しも、さっきの予習でスンナリOK♪
そしてグランデセールはナ・ン・ト、驚きの2皿構成♪♪~ウレシィ~~~(笑)
1皿目は「苺と自家製アイスクリーム リュバーブのコンフィチュール添え」

右側の白いそぼろ状のものがアイスクリーム。
この顆粒アイス、液体窒素で急激にミルクを凍らせたあと粉砕してできたものだそう。
さらさらした顆粒のそぼろを口に入れると
さぁーーーーっと跡形もなく溶けて、ふんわり甘い余韻が。
リッチなミルクアイスクリーム味。
苺にもよく絡んで、上品なのにしっかりした甘みが満足感大♪
フランス料理にウブなネル、こういう凝った演出は大歓迎~
静岡だと液体窒素導入してるお店、ほとんどないんじゃないかなぁ。
テイクアウトできるケーキにデコレーションしたものとは全く次元が違う。
こんな尋常じゃない繊細さの、プロの技術のデザートを食べられるのが
外食の楽しみなんだよナ~
しばらく経っても溶けずに冷たさと形を保っている。
普通のアイスクリームよりもずっと持ちがいい。
こういうところにも何か工夫があるのかな、スゴイなぁ・・・
そしていよいよラスト、2皿目のデセール。
出てきたのはナント、綿アメ!

それに手づくりの生キャラメルが3種類ほど。
えぇっ何コレ?と驚いてたら、3皿めが。

真ん中のグラスはブラッドオレンジのジュレ?にムースを載せたもの。
周囲は小さな焼き菓子。ミニマカロン2つにミニマドレーヌ2つ、生チョコレート。
わぁ・・・信じられない、楽しすぎる・・・!!!
手につかんだ綿アメ、ピンクグレープフルーツというだけあってほんのりピンク。
顔に近づけると柑橘類のふわっといい香り。
見た目だけのお遊びかと思って口にしたら、イヤイヤ、これがおいしーー!
ちゃんと甘酸っぱくて、果汁のみずみずしい爽やかさが伝わってくる。
ひゃーー、、この技術、絶対すごいヨ。。。
それにしてもデセールだけで3皿、種類にしたってこれだけ出るとは。。
ラストはファーストフラッシュの紅茶でひと息。
一緒に出された砂糖。

見るからにおいしそうな気配…。
スプーンにとって舐めてみると和三盆のようなコクと深み、ナチュラルなやさしい甘さ。
でも和三盆にしてはサラサラすぎだし、これナンだろう???
もうたまらずスタッフさんに訪ねると、フランスの有名な固形ブラウンシュガーを
溶けやすいようわざわざ粉砕して出してるのだとか。。
そうなのね、やっぱりここでも上質素材を一手間かけて…。
はーーー、こんな感じで初グランメゾン、
大・大満足でめでたく終了!
結局出てきたのは
アペリティフ、一口前菜、前菜、パン、スープ、メイン料理、
お口直し、デザート、小菓子1、小菓子2、コーヒー
の11皿!!
どれもグランメゾンのクオリティ。
盛合せになってたアペリティフや小菓子の皿もあるから、
料理の種類にしたらもう、信じられないほど…。
料理をはじめ空間もテーブル周りも素晴らしいのはもちろん、
やっぱり違うのはスタッフ。
こちらの質問に期待以上の知識で的確に答えてくれるし、
まじまじとあるお皿を見つめていたら、その視線に気付いてか
「このプレートは・・・」と聞く前に説明してくれたことも。
こんな先回りのサービスはちょっと、と思う方ももちろんいるだろうけど
これって短時間のうちにネルたちのキャラを掴んでくれて、の接し方だと思う。
空間もサービスも存分に味わいたいと思ってるネルは大歓迎♪
立ち入ってほしくないゲストには一線を保った接し方をしてくれるはず。
こういう個別対応が即時にできるのが、高級店の証なんだろうな。
でも今度行くなら女同士かな。
おいしいモノ好きの友達とキャーキャー盛り上がりながら食べたいなぁ♪
誰か一緒に、行きませんか(笑)?
<今日のお会計>
1万1190円・2名・サ10%/ MENU D'AFFAIRE(平日ランチコース) 2940円×2
メイン料理食材変更×1
自家製ジンジャーエール×2、ペリエ×2
<店を出て>
ネル:★★★★☆/食の世界ってすごいなぁぁ・・・
はじめは緊張したけど、料理のおいしさやテーブル周りのいろんなものに
感動して緊張がどこかいってしまった(笑)。あれだけスタッフを揃えて、
あの品数とクオリティでどうしてこの価格で出せるのか。。ナゾ(笑)
A氏:★★★☆☆/仔羊おいしかった
メイン料理、仔羊に変えてもらっていくらになるか心配だったけど(笑)、
妥当な額しか乗ってなくて逆に驚いた。どれもおいしかったし、仔羊も
よかったけど…。どうもオレにかしこまった店は合わない気がする。
北10 とうきび&じゃが and 雪印スノーロイヤルスペシャル
北9 イエロー [スープカレー 札幌・すすきの]
北8 鮨の魚政 [寿司 札幌・二十四軒]
北7 彩未 [ラーメン 札幌・美園]
北6 ふくろう亭 [ジンギスカン 札幌・中島公園]
北5-2 ル・バエレンタル ランチコース・前編
北9 イエロー [スープカレー 札幌・すすきの]
北8 鮨の魚政 [寿司 札幌・二十四軒]
北7 彩未 [ラーメン 札幌・美園]
北6 ふくろう亭 [ジンギスカン 札幌・中島公園]
北5-2 ル・バエレンタル ランチコース・前編
Posted by ネル at 04:00│Comments(2)
│旅先_北海道の[が]
この記事へのコメント
行きます、行きます(笑)
信じられない!楽しすぎます(^^♪
友人もいつも言うんですよ。
「お料理の美味しさ、スタッフの素晴らしさ
値段、あんなお店、他にないよ」って!!
行くたびに感動するっていう意味が
ネルさんのお蔭で、わかりました(^^♪
信じられない!楽しすぎます(^^♪
友人もいつも言うんですよ。
「お料理の美味しさ、スタッフの素晴らしさ
値段、あんなお店、他にないよ」って!!
行くたびに感動するっていう意味が
ネルさんのお蔭で、わかりました(^^♪
Posted by ルクサンブール
at 2009年08月19日 09:58

★ルクサンブールさま
同意、ありがとうございます~(笑)
いつも行ってるお友達、ホントうらやましすぎです♪
お値段は張りますが、次回札幌行きがあったら
ココの予約最優先で日程組んでしまうと思います(笑)
同意、ありがとうございます~(笑)
いつも行ってるお友達、ホントうらやましすぎです♪
お値段は張りますが、次回札幌行きがあったら
ココの予約最優先で日程組んでしまうと思います(笑)
Posted by ネル
at 2009年08月20日 01:11
