2007年09月07日
043 プロヴァンス・ド・すずき [伊豆・松崎]
またまた来ました、伊豆旅行~♪
ちょっと遅めの夏休み。
近場がいいなと、西伊豆の民宿へ。
やっぱり静岡から伊豆って近いよね。
朝いちギリギリで仕事を片付けて
とくべつ何も決めず、伊豆の山道をドライブ。
海岸線に入ると眺めがいい!
この鳥居と岩の間のチェーンは何??
(左の岩の上に、赤い鳥居が見えるのです)
![043 プロヴァンス・ド・すずき [伊豆・松崎]](//img02.eshizuoka.jp/usr/makaron/%E6%B5%B7.JPG)
とりあえず記念写真を、パチリ。
ここからの夕陽が有名なんだそう。
そういえばネル、去年も今年も水着を着なかった。
ウ~ン、このまま自分に甘い夏を過ごしてて、いいんだろうか。。
っと・・・そんなことは忘れて、お・ひ・る!
平日なら予約いらないでしょ、っと
伊豆にしては珍しいフランス料理の店へ。
なまこ壁、しっくい芸術で有名な「伊豆の長八美術館」を
過ぎて未舗装の砂利道を進むと
田んぼや畑の傍にある民家の並びにひょこっと建っている
新しい一般のお宅ような構えが「すずき」だ。
![043 プロヴァンス・ド・すずき [伊豆・松崎]](//img02.eshizuoka.jp/usr/makaron/%E5%BA%97.JPG)
■プロヴァンス・ド・すずき [フランス料理]
賀茂郡松崎町道部103-3
0558-42-3701
お客様は誰もいない。
あれれっと戸惑ってると奥様に「どうぞ。」
と中へ促される。
掃除しやすそうな床。
調理場とフロアをつなぐ受け渡し用小窓。
広い店内は保養所とか介護老人施設のカワイイ食堂?
といった感じ。
家具や飾られた和風な絵や観葉植物など、どこか公共施設っぽい雰囲気が漂う。
ともあれオーダー。
A氏はメイン・スープ・デザート・パン・ドリンクのBランチコース。
ネルは前菜も付いたCランチコースに。
前菜、スープ、メイン、デザートとも複数からチョイスできる。
地魚や地野菜、地鶏、熱川ポークなど、伊豆食材のメニューが揃う。
メイン2つのコース3150円もあって、品数に応じた値段構成が分かりやすい。
サービスの奥様、Tシャツ&パンツ&スニーカーにエプロン。
シェフのご主人は白いポロシャツ姿。もくもくと料理をつくる。
二人とも農家のやさしいおじさん&おばさん風で
フレンチらしい気取りは見当たらない。
ネルの前菜は、イサキのカルパッチョ。
![043 プロヴァンス・ド・すずき [伊豆・松崎]](//img02.eshizuoka.jp/usr/makaron/%E5%89%8D%E8%8F%9C.JPG)
身がコリコリしていて、さばき方は和食のお刺し身風。
三切れはちょっとさびしいかなぁ。
ドレッシングはケッパーの味がはっきり。
そして出てきた小さなテーブルロールが2つ。
これがオイシイ!
![043 プロヴァンス・ド・すずき [伊豆・松崎]](//img02.eshizuoka.jp/usr/makaron/%E3%83%91%E3%83%B3.JPG)
白と黒(黒米)の両方とも、ふっと天板の香りがして
コレも自家製なはず。
熱くて持てないほどのアツアツを
二つに割ると、ぽっわ~ん、ほわほわぁ 真っ白な湯気が立つほど。
皮がパリッとうすくて、中はしっとりの生地がぐるぐる
ぎっしり詰まって、ご飯を食べてるような充実感。
これまた和のしつこくない、混ざり気のない味。
小さいのにすっごくお腹いっぱいになる。
ほとんど塩気を感じないみずみずしいバターとの相性もぴったり。
普段食べてる中身が空間だらけのパンって、なんなんだろう??
スープ・ド・ポワソンは魚ダシのスープ。
![043 プロヴァンス・ド・すずき [伊豆・松崎]](//img02.eshizuoka.jp/usr/makaron/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97%E3%80%80%E3%83%9D%E3%83%AF%E3%82%BD%E3%83%B3.JPG)
イワシのような鰹節のような、とにかく魚オーラ満載。
魚の練り物にエビ味噌を混ぜたような迫力だ。
やぁ~いかにもフレンチな、手間のかかったスープ。
そしてそして、メインの登場!
ネルは「熱川ポーク 肩ロースのソテー」。
![043 プロヴァンス・ド・すずき [伊豆・松崎]](//img02.eshizuoka.jp/usr/makaron/%E7%86%B1%E5%B7%9D%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%AF%E8%82%A9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BD%E3%83%86%E3%83%BC.JPG)
脂がフレッシュでおいしいと評判の「熱川ポーク」。
出てきた姿はまったくフツーのポークソテー。
でも頬張ってみると、う~んん確かに!
牛肉を食べてるような赤身とみずみずしい脂身。
火を通しすぎない赤身の旨みが深い。量もたっぷり。
A氏は「鴨もも肉のコンフィ」。
![043 プロヴァンス・ド・すずき [伊豆・松崎]](//img02.eshizuoka.jp/usr/makaron/%E9%B4%A8%E3%81%AE%E3%82%82%E3%82%82%E8%82%89%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC.JPG)
身のはがれやすいキレイな肉は、芯まで味がしっかり。
付け合せの野菜に、ふむふむ、ふんふん、と
勝手に納得(笑)。鮮度の良さがきちんと分かる。
ピーマンはトマトみたいな青い香りがおいしいし
揚げ焼きにした小さなナスは濃くて甘い。
仕上げのデザート、
ネルは「ガトーショコラ」A氏は「いちじくのコンポート」。
こんな季節の果物がさっそくあるのもいいよね。
甘いものが苦手な人は、代わりにチーズもオーダーできるんだそう。
どの皿も味がはっきり。デザートのシナモンもかなりたっぷり。
最近こんな濃い目の味は食べてなかったせいか、何だか懐かしい。
お皿の上だけだったら、かなりの高得点。
でもまだまだフレンチや外食に特別感を求めちゃうネルは
インテリアとかサービスとか、
雰囲気からもフレンチのおいしさを感じたいんだよな~
もう少し年と経験を重ねたら、料理以外はすっぱり
割り切った空間の気楽さが好ましくなるのかも。
<今日のお会計>
4200円・2名/Bランチ1890円、Cランチ2310円
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/町の食堂的本格フレンチ
正直な素材で、きちんと手間をかけた正統派フレンチ。
パンやスープドポワソンはこの店にしかない、印象に残るおいしさ。
できるだけ気楽にフレンチを食べたい人ならぴったりかな。
A氏:★★★☆☆/けっこうおいしい
身が大きくて締まってた。いい鴨なんだろうね。
付け合せのナスが甘くて味が濃いのにびっくり。
野菜がおいしいのって、オレみたいに興味ない人にも分かるんだなぁ。
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ちょっと遅めの夏休み。
近場がいいなと、西伊豆の民宿へ。
やっぱり静岡から伊豆って近いよね。
朝いちギリギリで仕事を片付けて
とくべつ何も決めず、伊豆の山道をドライブ。
海岸線に入ると眺めがいい!
この鳥居と岩の間のチェーンは何??
(左の岩の上に、赤い鳥居が見えるのです)
とりあえず記念写真を、パチリ。
ここからの夕陽が有名なんだそう。
そういえばネル、去年も今年も水着を着なかった。
ウ~ン、このまま自分に甘い夏を過ごしてて、いいんだろうか。。
っと・・・そんなことは忘れて、お・ひ・る!
平日なら予約いらないでしょ、っと
伊豆にしては珍しいフランス料理の店へ。
なまこ壁、しっくい芸術で有名な「伊豆の長八美術館」を
過ぎて未舗装の砂利道を進むと
田んぼや畑の傍にある民家の並びにひょこっと建っている
新しい一般のお宅ような構えが「すずき」だ。
■プロヴァンス・ド・すずき [フランス料理]
賀茂郡松崎町道部103-3
0558-42-3701
お客様は誰もいない。
あれれっと戸惑ってると奥様に「どうぞ。」
と中へ促される。
掃除しやすそうな床。
調理場とフロアをつなぐ受け渡し用小窓。
広い店内は保養所とか介護老人施設のカワイイ食堂?
といった感じ。
家具や飾られた和風な絵や観葉植物など、どこか公共施設っぽい雰囲気が漂う。
ともあれオーダー。
A氏はメイン・スープ・デザート・パン・ドリンクのBランチコース。
ネルは前菜も付いたCランチコースに。
前菜、スープ、メイン、デザートとも複数からチョイスできる。
地魚や地野菜、地鶏、熱川ポークなど、伊豆食材のメニューが揃う。
メイン2つのコース3150円もあって、品数に応じた値段構成が分かりやすい。
サービスの奥様、Tシャツ&パンツ&スニーカーにエプロン。
シェフのご主人は白いポロシャツ姿。もくもくと料理をつくる。
二人とも農家のやさしいおじさん&おばさん風で
フレンチらしい気取りは見当たらない。
ネルの前菜は、イサキのカルパッチョ。
身がコリコリしていて、さばき方は和食のお刺し身風。
三切れはちょっとさびしいかなぁ。
ドレッシングはケッパーの味がはっきり。
そして出てきた小さなテーブルロールが2つ。
これがオイシイ!
白と黒(黒米)の両方とも、ふっと天板の香りがして
コレも自家製なはず。
熱くて持てないほどのアツアツを
二つに割ると、ぽっわ~ん、ほわほわぁ 真っ白な湯気が立つほど。
皮がパリッとうすくて、中はしっとりの生地がぐるぐる
ぎっしり詰まって、ご飯を食べてるような充実感。
これまた和のしつこくない、混ざり気のない味。
小さいのにすっごくお腹いっぱいになる。
ほとんど塩気を感じないみずみずしいバターとの相性もぴったり。
普段食べてる中身が空間だらけのパンって、なんなんだろう??
スープ・ド・ポワソンは魚ダシのスープ。
イワシのような鰹節のような、とにかく魚オーラ満載。
魚の練り物にエビ味噌を混ぜたような迫力だ。
やぁ~いかにもフレンチな、手間のかかったスープ。
そしてそして、メインの登場!
ネルは「熱川ポーク 肩ロースのソテー」。
脂がフレッシュでおいしいと評判の「熱川ポーク」。
出てきた姿はまったくフツーのポークソテー。
でも頬張ってみると、う~んん確かに!
牛肉を食べてるような赤身とみずみずしい脂身。
火を通しすぎない赤身の旨みが深い。量もたっぷり。
A氏は「鴨もも肉のコンフィ」。
身のはがれやすいキレイな肉は、芯まで味がしっかり。
付け合せの野菜に、ふむふむ、ふんふん、と
勝手に納得(笑)。鮮度の良さがきちんと分かる。
ピーマンはトマトみたいな青い香りがおいしいし
揚げ焼きにした小さなナスは濃くて甘い。
仕上げのデザート、
ネルは「ガトーショコラ」A氏は「いちじくのコンポート」。
こんな季節の果物がさっそくあるのもいいよね。
甘いものが苦手な人は、代わりにチーズもオーダーできるんだそう。
どの皿も味がはっきり。デザートのシナモンもかなりたっぷり。
最近こんな濃い目の味は食べてなかったせいか、何だか懐かしい。
お皿の上だけだったら、かなりの高得点。
でもまだまだフレンチや外食に特別感を求めちゃうネルは
インテリアとかサービスとか、
雰囲気からもフレンチのおいしさを感じたいんだよな~
もう少し年と経験を重ねたら、料理以外はすっぱり
割り切った空間の気楽さが好ましくなるのかも。
<今日のお会計>
4200円・2名/Bランチ1890円、Cランチ2310円
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/町の食堂的本格フレンチ
正直な素材で、きちんと手間をかけた正統派フレンチ。
パンやスープドポワソンはこの店にしかない、印象に残るおいしさ。
できるだけ気楽にフレンチを食べたい人ならぴったりかな。
A氏:★★★☆☆/けっこうおいしい
身が大きくて締まってた。いい鴨なんだろうね。
付け合せのナスが甘くて味が濃いのにびっくり。
野菜がおいしいのって、オレみたいに興味ない人にも分かるんだなぁ。
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077 手打ちそば 杉本 [沼津・駅北]
074 野風増 [中伊豆・修善寺]
071 レストラン ビオス [旧・富士郡芝川町]
068 三つ割り菊 [伊豆・韮山]
063 とらや工房 [御殿場]
062 草季庵 [御殿場]
074 野風増 [中伊豆・修善寺]
071 レストラン ビオス [旧・富士郡芝川町]
068 三つ割り菊 [伊豆・韮山]
063 とらや工房 [御殿場]
062 草季庵 [御殿場]
Posted by ネル at 16:20│Comments(2)
│伊豆・東部の[が]
この記事へのコメント
いつも拝見させてばかりいましたが、
今回ははじめてコメントさせていただきます☆
(お世話になっています。先日はありがとうございました!)
いつもおいしそうな写真で、行きたくなっちゃうお店が多数。
黒のテーブルロール、珍しいですね。
おいしそう!
今回ははじめてコメントさせていただきます☆
(お世話になっています。先日はありがとうございました!)
いつもおいしそうな写真で、行きたくなっちゃうお店が多数。
黒のテーブルロール、珍しいですね。
おいしそう!
Posted by りよ at 2007年09月07日 16:35
コンニチハ、ネルです♪
(こちらこそ先日はありがとうございました☆)
最近静岡情報ごぶさたなので、また良いお店あったらUPしてきますね~。
(こちらこそ先日はありがとうございました☆)
最近静岡情報ごぶさたなので、また良いお店あったらUPしてきますね~。
Posted by ネル at 2007年09月08日 01:37